不用品が大量にある場合は自治体の粗大ゴミではなく廃品回収業者に依頼して回収してもらった方が費用面では高くつきますが、家から運び出してもらえて便利です。
そんな便利な廃品回収業者ですが、中には悪質な廃品回収業者がいて、違法行為を働く業者もあります。
業者を選び間違えないようにするためにも、見極め方を学んでいれば騙されることも少なくなります。
今までの悪質業者の手口や騙されないための確認事項などを詳しく紹介します。

廃品回収できる品目

廃品回収できる品目

一言に粗大ごみと言っても色々な品目があります。
粗大ごみとして捨てられるものからそうではない物まで様々です。
品目ごと処分時の注意点を知っておくだけで騙されることはあり得ません。

◇家電製品

液晶テレビやプラズマテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等家電リサイクル法でリサイクル料が必要になります。
その他にもスマートフォンやコンポ、コンロやレンジ、ポットや炊飯器等も対象となる事があるかもしれません。
ほかには大きな物では、マッサージチェアー等も対象としている業者もあるそうです。
いずれの廃品の場合も、完全に壊れている場合は注意しなければいけません。

◇家具

事務机やロッカー、ホワイトボード等、事業者が日頃事務所で使用していたような廃品も回収してもらう事が出来ます。 まとまった数がある場合には、軽トラックや2Tトラック1台でいくらかで回収してくれる事もあります。

◇事務用品

事業者が日頃事務所で使用していたような事務机やロッカー、ホワイトボード等の廃品も回収してもらう事が出来ます。
まとまった数がある場合には、大きなトラックで回収してくれる事もあるようです。

◇自転車屋バイク

自転車やバイクでも、特に電動アシスト自転車や、マウンテンバイク、原付バイク、スノーボードやサーフィンボードはなども回収してもらえます。
自転車やバイクの類は、海外での需要が高く、アジアやアフリカ方面へ輸出される事もあります。
日本製と言うだけで大変な人気になる事もあるそうで、こんなの無理だろうと思わずに回収を依頼してみると意外に回収してくれます。

◇トレーニング機器

皆さんの中にも、買ったけど最初だけ使っていて使わなくなったトレーニング機器をしまったままであったり、処分に困っていたりする方はいます。
そのまま置いておいても場所を取るだけなので、思い切って不用品回収の事業者に持っていってもらうのもいいかもしれません。

◇ホビー関連商品

水槽やスキー・スノーボードなどのホビー関連商品を回収してもらうことも可能です。
買い替えで不要になった古いものや、そもそもその趣味に飽きてしまって使わなくなったものなどがあれば、まだ使えるので回収してもらうことができます。

◇その他

楽器類や工具等も回収してもらう事が出来ます。
日本製は人気で高値が販売できます。
日本製では無くても、まだ使える物であれば、修理やクリーニングを行い海外へ輸出される事があるようです。
また、回収業者によっては実店舗を持ち、リサイクルショップで自ら販売する事もあります。

廃品回収車は危険

廃品回収車は危険

家にある使わなくなったテレビをどう処分しようか困っている人はたくさんいます。
「不要になった家具、家電など、無料で引き取ります」というアナウンスを聞いて、呼び止めて引き取ってもらうことにしました。
ほかにも、使わなくなったエアコンの取り外し、他にも不用品をどんどんとトラックへ積み込みました。
お礼を言うと、全部でいくらですと料金を請求されるときがあります。最初に無量回収と言っておきながら採取的にトラックに積み込んでから高額金額を請求されてしまうことがあります。
エアコンはすでに取り外してしまったので戻すのも大変です。
取り外し作業などもしてもらったので断ることもできず、泣く泣く高額請求金額を支払う事になります。

◇高額料金を請求

廃品回収業者に回収を依頼して高額の請求が来てしまわないようにするためにも、実際にあった悪質業者の事例をもとに騙されないようにしましょう。

◇ゴミを車に積んでからお金の請求

引越しを控え、粗大ゴミの処分をどうするか悩んでいたAさんの例です。
そんなとき、ちょうどポストに「不用品回収します」というチラシが入っていました。
廃品回収業車に電話をして、ベッドやテレビ、ソファーなど、計15点ほどの回収をお願いしたいと言うと、10万円という高額の回答が返ってきました。
ちょっと高いのではと思いながら、マンションの部屋から外へ持ち出すのもすべてやってくれると言うので、それならと思い回収を依頼しました。
事前に伝えていた通り、全部で15点の家電や家具をトラックに積み込んでもらいました。
全ての積み込みが完了した後に、「想像していたよりずっと量が多かった、20万円です」と言われ愕然としてあいたくちがふさがりません。
事前に見積もりをしてもらったから大丈夫と安心していたが正規の見積書はもらっていないので何も返す言葉がありません。
何がどうなってその金額になったのかの説明もなし。
引越しを控え、今から違う業者を探すこともできず、しぶしぶ全額を支払いました。
このように、きちんとした見積書が出されないで高騰だけでの見積もりをしてから最終的に最初の見積金額以上のお金を請求してくる業者は悪質業者なので注意が必要です。

◇必要な門桃強引に持っていく

悪質回収業者に騙されたHさんの例です。
子供達がみんな巣立って行き、家の中に不要なものが多くなって、どうにかして処分しなければいけないと思っていました。
そんなときに、「不用品、なんでも回収いたします」というスピーカーからの音声が聞こえ廃品回収車に声をかけました。
いらないタンスや机などなんでも無料で回収してくれると言うので回収を依頼しました。
お願いしたタンスや机をトラックに運び込んだ後に、業者が、「他にも回収しますよ」と言いだし、お願いしていないテレビやコンポを回収させるように言いだしました。
貴金属も引き取っていると言い、処分する気のなかったネックレスも500円で買い取ると言われて断りきれませんでした。
不用品は回収してくれたけど、それ以外にも処分する必要のないものまで持って行かれてしまいました。
自分勝手な悪質業者に騙されて必要なものまでだまし取られた例です。

◇回収した粗大ごみを不法投棄する

不要になった自転車の処分をしようと思っていたIさんが回収した粗大ごみを不法投棄された例です。
ちょうど廃品回収車が通ったので回収を依頼しました。
無料だと思ったら3000円請求されたが、3000円で引き取ってもらえるなら問題ないと思いお金を払いました。ここまでであれば3000円で不用品を引き取ってもらえたので安いと思えるので何も問題はありませんでした。
後日、近所の公園を散歩していると公園の道路脇に回収してもらった自転車が置いてあります。
自分の自転車だという事がわかり、そのまま放置することもできず、自分で押して家まで持って帰りました。
これは不法投棄された典型的な例です。

優良な廃品回収なのかをみ極める

優良な廃品回収なのかをみ極める

廃品回収の業者の見極めをしないととんでもない悪質業者に不当な料金を搾取されることになりかねません。
優良な廃品回収業者かどうかを判断するためのいくつかのポイントを紹介します。
ポイントをしっかりと抑えていれば、騙されることはありません。

◇屋号がついているか

まず、トラックの横や後ろに屋号、つまり業者の名前が書いてあるかどうかを確認しましょう。
適正な営業をしている優良業者であればきちんと名前が書いてあります。
よく街中を走っている営業車なども、車の横に社名が書いてあります。
あれと同じイメージで廃品回収車両に社名が書かれていれば優良業者としてポイントが高くなります。
名前を入れてアピールした方が宣伝効果もあるので、違法営業でなければ名前が書いてあります。

◇住所が記載されているか

こちらはチラシが入っていた場合のチェックポイントです。違法営業をしている廃品回収車は営業所を持たず、トラックだけで活動している場合がほとんどです。そのため、チラシには住所が書いてなくて携帯電話の電話番号だけが書かれているケースが多いです。
実は一般廃棄物収集運搬業の許可を取るためには営業所や事務所がなければいけません。
違法でなければしっかりと住所が記載されています。

◇固定電話番号は記載されているか

こちらもチラシのチェックポイントです。
違法営業している廃品回収車は携帯番号のみを載せています。
これも先ほどと同じでトラックのみで活動しているので固定電話がないからです。
正規の業者の場合は事務所を持っていなければ活動できないようになっているので、必ず固定電話が掲載されているはずです。

◇一般廃棄物収集運搬業の許可書を持っている

チラシや廃品回収車に一般廃棄物収集運搬業の許可番号が掲示、記載されているか確認しましょう。
許可を得て営業している業者は許可番号を取得していて車両には明記してあります。
条例で車両への許可番号の掲示が義務付けられていたりしますので、違法業者でなければ許可番号がどこかにあるはずです。

安全に粗大ごみを処分するときのポイント

安全に粗大ごみを処分するときのポイント

粗大ごみの処分をするときは、いくつか選択肢があります。ゴミとして処分する方法だけではなく再利用できる家具や家電の場合は、誰かに譲るとまだ現役として使われるのではないでしょうか。

◇信頼できる友人や知人への譲渡

いらなくなったものでも必要としている人はいます。捨てるには勿体なので、だれか友人や知人で欲しい人がいないか聞いてみるといいでしょう。
最近では、SNSなどで呼びかけて知っている人に引き取りに来てもらうという方法も増えています。
引き取りに来てもらえるのであれば、自分は何もすることがないのでとても楽ですし処分費用も必要ありません。
もらう人も無料でもらえるのであれば、購入資金として出て行くはずだったお金が浮くのでWIN・WINの関係となります。

◇粗大ごみとして処分

処分するしかないとなれば、市区町村の粗大物受付センターへ連絡すれば粗大ゴミの処理案内を行ってくれます。
基本的な流れとしては、指定の窓口へ電話やインターネットの申し込み窓口がある場合はそこで申し込みをし、粗大ゴミ処理の申し込みをします。
すると、料金の案内をしてくれるので、指定された料金分の有料粗大ゴミ処理券をコンビニやスーパーなどの取扱店で購入します。
あとはそれぞれの粗大ゴミに処理券を貼り、申し込みの際に指定された日の朝までに自宅前に出すだけ。

◇信頼できる廃品回収業者か?

軽トラックで営業している廃品回収業者が危険だという話をしましたが、許可をとって適正な営業を行なっている廃品回収業者もたくさんあります。
先ほどの注意点にあったような、屋号、住所、固定電話、許可番号など。こういったものを備えている安心できる廃品回収業者へ依頼をしましょう。
見極めさえしっかりとして優良の廃品回収業者に依頼するのであれば何も問題はありません。
インターネットで検索すればそのような廃品回収業者はたくさん出て来ます。
また、市区町村のHPでも許可を出している業者を公表しています。
こういった業者は、軽トラック1台分でいくら、テレビはどのサイズがいくらなど、分りやすい見積もりを出してくれるケースがほとんどです。
違法業者のようにあとで金銭のトラブルになる心配もありません

廃品回収業者の排出と悪質日品回収業者に引き取ってまとめ

まとめ

廃品回収業者の見分け方についていくつかポイントを紹介してきました。
正規料金で廃品回収を行ってもらえるようにするには、自分で防衛知識を身に着けておく必要があることが分かったのではないでしょうか。
こちらで紹介している情報をもとに次回粗大語彙を廃品回収に依頼するときは、どの業者に依頼するかを決めてみてはどうでしょうか。

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