引っ越しは年度末に全国一斉に行われます。
引っ越し業者が一番忙しい時期は2月~4月となっていて、この時期は料金も高くなり希望の日に引っ越しがなかなかできなくなります。
同じ時期に、廃品回収業者も大忙しになります。
この時期に粗大ゴミが大量に出てきて、業者としては一番の稼ぎ時となります。
そのため悪質な廃品回収業者も多くなり消費者が騙されやすい時期でもあります。
不用品の回収時期や廃品回収業者選びで失敗しないように選び方を詳しく紹介します。
目次
不用品が出る時期と種類
不用品が出る時期とはどういう時なのでしょうか。
普段は甘い気が付かないけど、家具などの不用品があることに気が付くのはどういうときか詳しく見ていきます。
◇引っ越し時の不用品
引っ越しの時期に粗大ゴミがたくさん出てきます。
引越しの1~3カ月前には物件の解約手続き、物件探し、引越し業者探し、各種手続きや引越しの1カ月~1週間前にはガス光熱の解約手続き、新居のガス光熱の加入手続きで引越し5日前~当日は荷造り、ご近所周りへの挨拶、ゴミの処分などを行います。
上記の他にもこまごまとした手続きなどがあります。
社会人や家庭での引越しとなると「休日しか時間がない」ということも起こります。
最近では共働き家庭も増えているので、さらに引越し準備の時間は取りづらくなっています。
◇重くて運び出せない不用品
引越し前になるとどこにあったのかがわからないくらい驚くほどゴミが出てきます。
溜まっていた書類、タンスの肥やしとなっていた衣類、物置に詰め込んでいた不用品などです。さらに、引越しついでの買い替えとテーブルやベッドなど「粗大ゴミ」も出てきます。
特に、引越し業者によってはトラックの大きさによって運べる量と料金がおおよそ決まります。
少しでも引越し料金を抑えるには、今あるものを持ち運ぶより新しく購入した方がお得な場合もあります。
◇大掃除で出た粗大ゴミ
大掃除などで出る不用品の回収も雑誌・衣類・食器・家財道具・観葉植物・ベビー用品・カー用品などご家庭から出るあらゆる不用品の処分をいたします。
◇リフォームで出た粗大ゴミ
リフォームの際に使わなくなった粗大ゴミ・不用品などリフォーム前にいらないものが大量に出てきます。
リフォームの際に使わなくなった粗大ゴミ・不用品など、どのような物でも回収してくれる廃品回収業者はあります。また、リフォーム工事で発生した木くず・壁紙のクロス・石膏ボードなども、対応する業者もあります。
引っ越し時に見つけておくべき回収業者2つの理由
引っ越しをするときは同時に粗大ゴミも出てきます。
1つや2つ程度であれば自治体の粗大ゴミで処分できますが、数が多くなると自治体ではなく、廃品回収業者などに依頼して回収に来てもらった方が便利です。
そんな引っ越し時の粗大ごみの処分について紹介しています。
◇自治体で引き取れないゴミ
自治体のゴミ回収や粗大ゴミ回収サービスを活用すればおおよそのゴミは処分できます。
ただ、テレビや冷蔵庫、エアコンのような大型家電など自治体では引き取れないものもあります。
また、自治体の粗大ゴミ回収サービスでは所定の場所まで自分で運ぶ必要があります。
その点、粗大ゴミ回収業者なら引越しの忙しさを理解して素早い対応をしてくれます。
粗大ゴミに限らず様々な種類のゴミに対応してくれる上に、自宅まで引き取りに来てくれるのです。
◇飛び込み回収業者の分け方
粗大ゴミ回収業者と言っても業者によって対応も料金も様々です。
中には、悪徳なのでは?と感じてしまう粗大ゴミ回収業者もあります。
特に、引越し中は悪徳な粗大ゴミ回収業者に注意が必要です。
廃品回収が無料は大丈夫なの?
廃品回収を無料でしてくれる業者が街を軽トラックなどで回っているときがあります。
無料で回収します、と言っていますが、実際に回収した後に高額料金を請求されたりすることがあるので注意が必要です。
◇スピーカーを積んだ無料会修業はどうなの?
無料で廃品回収をうたっておいて無料ではないというのも問題ですが、この手の業者にはもっと大きな問題がある場合が多いので気をつけましょう。
家庭の不用品を回収するためには、一般廃棄物処理業許可が必要なのが、廃棄物処理法によって定められています。
しかし、これらの廃品回収業者の多くは、免許を持たず平然と営業をしています。
うちは産業廃棄物処理業許可や、古物商許可を持っているから大丈夫ですよと、説明する業者もありますが、これらの許可では廃棄物を回収することはできません。
冷蔵庫やエアコンなど家電4品目は、リサイクルすると法律で定められていてリサイクル料金を支払うのが当たり前で、そのお金はどんな回収方法でも徴収しなければいけません。そんな簡単なことを忘れて安いから引き取ってもらったという事であれば、後で不法投棄されてあら自分が処罰を受けることになります。
業者による違法な取り壊しや、廃家電による火災事故が全国的に問題になっています。
そもそも処分料を取って廃棄物を回収するためには、役所から一般廃棄物処理業の許可をもらう必要があります。
しかし、軽トラでスピーカー営業をしている業者に廃棄物処理業の許可が下りる可能性は低いため、無許可で営業していることが多いようです。
もし違法営業している業者と知りながら、不用品の廃棄を依頼した場合に不法投棄されてしまうと、不法投棄などの罪が自分自身にも課せられることを肝に銘じましょう。
◇廃品回収にも法律がある
廃品回収にも法律があります。
廃品回収業者がその法律を守らなくては違反とみなされ、逮捕されたり行政指導の対象となることがあります。
そのため、廃品回収のルールをしっかりと覚えておき、どのような行為が違反なのか?を把握しておくことで、正しく廃品回収してもらえます。
では、廃品回収の廃棄物処理法違反について紹介します。
廃品回収をする業者は、廃品回収をする市区町村の一般廃棄物収集運搬の許可が必要です。
廃品回収をする業者は、廃品回収をする市区町村の一般廃棄物収集運搬の許可が必要です。
そして、廃品回収する品物によっては家電リサイクル法や、PCリサイクル法などに従って回収や、処分しなければいけません。
最近では拡張器などを使用して、街中を軽トラで走行し「無料で回収します~」とスピーカーで言い、呼び止めると不用品を出させてきておきながら、法外の料金を請求してきたり、また回収したものを不法投棄したりと悪徳業者も増えてきています。
そのような悪徳業者は廃棄物処理法違反で逮捕、起訴されており、環境庁は許可あるなしに関係なく、各業者に指導するように地方自治体に指示もしています。
無料で廃品回収します!と言っている業者がいても、安易に委託せずに、許可があるか?をしっかりと確認するようにしましょう。
違法廃品業者を見分ける方法
優良な廃品回収業者の中に紛れてあくしつな廃品回収業者もたくさんいます。
違法廃品回収業者を見分けるのは簡単です。
見分け方がありそれさえ知っていえば悪質廃品業者に騙されることはありません。
悪質廃品業者の見分け方を詳しく見ていきましょう。
◇宣伝方法と宣伝文句には注意
違法廃品業者かどうかは、宣伝方法や宣伝文句で見極めましょう。
拡声器で巡回している回収業者は許可をもらっていなかったり、無料と言っていても後から料金が請求されることがあります。
また、スピーカーで「なんでも回収します」と言っているのも注意が必要です。
廃棄物にも種類があり、一般廃棄物であれば廃品回収業者が回収できるのですが、それ以外は回収できないとはずなのです。
◇資格を持っているかどうかは重要
この方法は確実な見極め方です。
一般廃棄物を回収する場合は、一般廃棄物運搬収集運搬業許可が必要です。
さらにいえばリユース業者であれば、古物商許可が必要になります。
この両方を持っておらず、不用品回収をしている場合は悪徳回収業者と考えて間違いないでしょう。
◇料金によって判断できる
実は一般廃棄物運搬収集運搬業許可や、古物商許可がなくては処理費用をもらってはいけないようになっています。
所持していないのに処理費用を請求してきた場合は、確実に悪徳業者なので絶対に依頼してはいけません。
このように悪徳業者を見極める方法は色々あります。
しっかりと見極めて、悪徳業者に騙されないようにしましょう。
引越しの時期は廃品回収の時期でもある!まとめ
ここまで、筆耕業者と不用品の廃品回収業者の繁盛時期は比例することを詳しく紹介してきました。
繁盛時期に間違った業者を選択しないようにするための見分け方を紹介してきました。
今から不用品を処分しようと考えている人には参考になる情報ばかりを紹介しています。
ぜひ、読んで廃品回収業者選びに役立ててください。