収納スペースが限られているキッチンで、不要なお鍋がかさばったりしていませんか?
引き出物でもらったり、焦げ付きやサビで汚れたり、ガスコンロかIHコンロへ変更して使えなくなったりと、さまざまな理由でフライパンや鍋が溜まってしまいます。
捨て方も分からず、つい放置してしまいがちじゃないですか。
そこで今回は、使わなくなった鍋やフライパンなど調理器具の数々を処分する際の手順やポイントを詳しく紹介します。
捨てる鍋の分別方法と注意点
フライパンや鍋を処分するときに分別しなければいけません。
ただ捨てればよいというわけではなく、サイズによって分けて出さなければいけません。
自治体の粗大ゴミの基準として30㎝というものがあり、これ以上の大きさの鍋やフライパンなどは粗大ごみとして処分しなければいけません。
それ以外は不燃ごみとして処分できます。
フライパンや鍋の分別方法◇
フライパンや鍋の場合、不燃ごみか粗大ごみに分類されます。
条件として30cm以内は不燃ごみで、30㎝以上は粗大ごみといった分類基準だったり、自治体によってそれぞれのゴミの出し方も異なるので、必ず事前に電話で問い合わせをしましょう。
1.不燃ごみとして捨てる場合
通常通り、不燃ごみ用の袋に入れて指定曜日にゴミ出しを行います。
粗大ごみとして捨てる場合
各市区町村の担当窓口に事前に電話申し込みをするかHPで申し込むかして、ゴミの種類や大きさなどを報告し、指定された金額の粗大ごみ処理シールを購入します。
名前や受付番号を記入し、1つの鍋やフライパンにつき1枚貼り付け、指定の回収日時にゴミ出しを行います。
◇フライパンや鍋を捨てるときの注意点
30cm以上でも割れているものは不燃ごみです。
陶器やガラス製の鍋で割れてしまったものは、30cm以上であっても不燃ごみ扱いになる場合が多いです。
ただし、新聞紙などに包んで、割れもの危険など一目見てわかるように記載してください。
犬猫やカラスといった動物に荒らされてしまうのを防ぐために必ず洗ってから破棄するようにしましょう。
キッチン用品の処分方法
フライパンや鍋などのキッチン用品を捨てるときにいつどこに捨てればよいのかがわからないという人も多いのではないでしょうか。
キッチン用品を捨てる方法としては3つあります。
その3つの捨て方について詳しく見ていきましょう。
◇資源ごみの日の出す
金属製品はたとえ古くなって廃棄しても溶かせばリサイクルがしやすい素材なので、限りある資源を有効活用するという観点から、全国でも多くの自治体が鍋ややかん、フライパンなどの金属製キッチン用品の分別収集を実施しています。
その場合の注意点として、鍋、やかん、フライパン、おたまやボウルなどのゴミ分類は「小型金属類」になります。
こういった小型金属類を処分する際には、まず、鍋やフライパンの不純物を少しでもなくすために、きれいに洗って油汚れを落とすことが必要です。
ゴミを猫や犬などの荒らされないようにするためです。
油汚れが残っているものは回収されない可能性もあるのできれいに洗うことが重要です。
つぎに、透明のゴミ袋に入れます。
透明の袋であれば、「指定ごみ袋」でなくても回収してもらえます。
そして、袋の見やすいところに「金属」と書いた紙を貼るか、袋に直接「金属」と書いておきます。
これで準備完了です。
小型金属類の回収日に、資源ごみ収集場所に朝8時までに出しましょう。
なお、地域によっては缶・びん・ペットボトルなど他の資源ごみの日と重なる場合もあります。
そういった場合には、缶・びん・ペットボトルのごみ袋とは少し離して置いておきましょう。小型金属類の回収は月に1回なので、タイミングを逃さないように回収日の確認は忘れないようにします。
◇クリーンセンターに持ち込む
ごみ収集車による小型金属類の回収の他にも、京都市内にあるクリーンセンターに自分で持ち込む方法もあります。クリーンセンターとは、ごみ処理施設のことです。自治体ごとに粗大ゴミ収集センターなどがあり、直接持ち込みが可能となっているところが多いです。
受付時間は、午前9時から正午までと、午後1時から4時30分までとくのが一般的です。
処理手数料は、ごみの重さによって違います。まとめて何十キロ単位で費用が決まっている自治体が多いため、フライパンなどのキッチン用品以外にも持ち込みたいごみがある場合は一緒に持ち込むとよいでしょう。
なお、クリーンセンターにごみを持ち込む際は、市民であることを証明するために身分証明書の提示が求められます。
加えて、搬入申告書の提出が必要なる場合があります。
クリーンセンターの入り口に置かれていることが多く、到着してから記入することもできます。しかし、各区役所内のエコまちステーションでも配布しています。詳しくは、自治体のホームページで確認しましょう。
◇ホームセンターなどの金属のキッチン用品回収ボックスを利用する
ホームセンターにはフライパンなどを捨てる回収ボックスが用意されているところがたくさんあります。
家庭内で不要になったフライパンや鍋などの金属製のキッチン器具を誰でも好きな時に捨てられるようになっています。
最寄りのホームセンターに自分で持っていき捨てるのは自由で、無料で引き取ってもらえます。
◇不用品回収業者に依頼する
月に1回しかない小型金属類の回収日に処分が間に合わない人や、クリーンセンターまで運ぶ手間や時間をかけられてない人もいるのではないでしょうか。
そういった方々にオススメしたいもう1つの方法が、廃品回収業者に処分を依頼する方法です。
365日年中無休で対応している業者が多く、平日や昼間では対応できない人にとっても便利なサービスです。
自宅まで回収に来てくれるので、どこかまで運ぶ必要がなく、手間や時間がほとんどかからないのも利点です。日用品だけでなく、家具や家電なども回収してもらうことができますし、引越しゴミや古新聞・古雑誌などのゴミまでも引き取ってもらうことができます。
廃品回収業者に依頼するには、まずホームページで業者を探し、メールや電話で回収してもらいたい品目や量について相談します。
あとは、回収に来てほしい日時を伝えて予約ができれば完了です。
予約状況によっては、今すぐ来てほしいという即日対応が可能な場合もあるので、一度ぜひ相談してみると早めに処分できるかもしれません。
フライパンなどを捨てるときのポイント
フライパンなど調理器具を捨てるときのマナーとして一つだけあります。
それは捨てる前に汚れをできるだけ取ってから捨てるという事です。
調理器具なので汚れはある程度ありますが、調理してから焦げ付いた料理などをそのままの状態で捨てるのはよくありません。
できるだけきれいに取り除いてから捨てましょう。
◇キレイにしないといけない
もともとフライパンは汚いものです。
汚いとは言っても目に見えて汚いだけなので、水で洗えばある程度はきれいになります。
調理した後にそのまま捨てるのではなくて一度きれいに濯いでから捨てましょう。
もし汚れたまま捨てたらカラス、野良猫などの標的になりゴミ捨て場があらされてしまいます。
そうならないようにフライパンを一度洗うことを進めます。
もし汚れが残っているまま捨ててしまって他のものまで汚れてしまうと、ごみ収集の人が持っていってくれない可能性があります。
◇フライパンを捨てるときは何ゴミ
まじめすぎる人だと五井素杖で迷うのではないでしょうか。
プラスチックは燃えないゴミで、空き缶は資源ごみでフライパンは何ゴミなの?
実際には資源ごみの中で金属ゴミがある地域もありますし、金属ごみがあるならこの日に捨てましょう。
またはフライパン程度のものであれば、燃えないゴミで捨てられる地域もあります。
自治体によりゴミ捨ての基準がバラバラなので、自治体の何ゴミで捨てられるのかを確認しましょう。
ほとんどの場合が燃えないゴミで捨てることが可能なので一度市役所に聞いてみる。ゴミ捨てカレンダー、もしくはあなたの住んでいる市町村のHPからゴミだしルールのページに行って確認してみてはいかがでしょうか?
◇それでも悩んでしまう人
粗大ゴミという大型ゴミを回収する方法がありますが、この規定がゴミだしルールブックに載っています。
たとえば、大きさが最大の長さ30センチ以内とか、市の指定ゴミ袋に入る大きさとか、重さが30キロ以内とか大きさ制限や重さ制限があります。
フライパンの大きさもせいぜい30センチ程度。ゴミ回収員の方も常にメジャーをもっているわけではないので目測で図っていて意外にアバウトです。
フライパンを捨てる方法は自治体によって違う場合が多々あります。
たとえば、単体でビニール袋に入れてから捨てる、もしくは裸で置いておかないといけないなどと、市の独自ルールがあるのでこの辺は確認するようにしましょう。
そして不安であればこのとき、他の燃えないごみと一緒に捨てていいのか?単体で捨てなければいけないのかなども自治体で変わってきます。
どうしたら位のかがわからない場合は、まずは、電話で自治体に確認をするか、HPの記載さえていればHPで確認できます。
フライパンを捨てるタイミングと買い替えのポイント
フライパンや鍋を何時頃捨てればよいのかはわかりにくいのではないでしょうか?
フライパンは何時買い替えればよいのかがわからないで捨てるタイミングを逃している人も多いのではないでしょうか。
今回、フライパンの捨て時についてわかりやすく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
◇フライパンを捨てるタイミング
フライパンを捨てるタイミングがわからないという人もいますが、捨てるタイミングとしては、基本的にはいま使っているものが焦げ付きやすくなってきたり、食材がくっつきやすくなってしまったと感じたら捨て時ではないでしょうか。
判断基準は個人の感覚でいいと思います。一般的にフライパンを捨てるタイミングは、加工が剥がれてしまったときが多いようです。
加工がはがれてしまうとそのフライパンの持っている特徴の焦げ付かないが失われてしまうので、焦げやくっつきが顕著に現れてしまいます。
その為、加工がはがれてきたかなと思ったらフライパンを捨てることを考えて、買い替えることを検討するといいかもしれません。
フライパンを買い替えるということは、ただ漠然乳尾いま使っているフライパンを処分しなければならないということですが、どうやって処分したらいいのか悩んでしまいます。
そのまま燃えないゴミとして捨てていいものか、それとも区や市にお願いして引き取ってもらうのか意外とわかっていないと思うので、その点について知っておくと捨てやすいです。
◇買い替えのポイント
フライパンの処分の見通しが立ったらフライパンを買い替えることになりますが、次に選ぶフライパンはもう決まっていますか。
新しくフライパンを選ぶときは今から紹介する2つの方法を考えておくといいです。
1つは安いフライパンを定期的に買い替える方法です。
スーパーやホームセンターなどで売っている普通のフライパンでも品質はいいですが、3ヶ月、半年と使っているうちに最初の頃の使いやすさが失われていきます。
これは、消耗品ですので仕方がないことですから、使い勝手が悪くなったら定期的に何度も買い替えるのもいいかもかもしれません。
2つめはテレビショッピングなどで紹介されているいいフライパンを買う方法です。お値段がそれなりにする高級フライパンはスーパーで販売しているモノよりは優れていますし、大切に使えば長持ちもしますからね。
いいモノを買うと気分もあがりますし、調理道具を大切に使うようになるのではないでしょうか。
自分に合っている方法を選ぶ、あるいはいつもとは違った考え方をしてみるなど一度どうすればいいかをこの機会に考えてみるといいかもしれません
キッチン用品はどう処分したらいいの?まとめ
ここまで鍋やフライパンなどのキッチン用品の捨て方や、何ゴミで捨てればいいのかについて詳しく紹介してきました。
キッチン用品は自治体ごとに大分違うので、まずは、自治体に連絡をしてどのように捨てればよいのかがわかったのではないでしょうか。