私たちの生活には欠かせない冷蔵庫。家族構成の変化や、ハイスペックの製品が発売されると「新しいものが欲しい」と思うこともありますよね。けれどまだまだ使えるという場合には、買い替えを悩んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、冷蔵庫の買い替えや処分方法についてクローズアップし、リサイクルを含めた提案をしてまいります。実際に買い替えを検討している方は必見です。

冷蔵庫を買い替えるタイミングとは

冷蔵庫を買い替えるタイミングとは

冷蔵庫は「壊れてからの買い替え」では遅い家電製品です。冷蔵庫や洗濯機など、一部の家電には長期使用製品安全表示制度により「標準使用期間」が定められており、家電を買い替えるタイミングの目安となります。
冷蔵庫の場合は、7年~10年程度が目安と考えておきましょう。

また、補修用性能部品と呼ばれる修理用の部品は、当該冷蔵庫の生産終了後9年間が保有期間となっています。保有期間が終われば修理不可となってしまうので、やはり10年程度を買い替え目安にするとよいでしょう。

また、家族が増えたから冷蔵庫の容量をアップしたいという場合や、新機種が発表されたからといったきっかけも買い替えのタイミングといえるでしょう。

冷蔵庫の処分方法や処分にかかる費用とは

冷蔵庫の処分方法や処分にかかる費用とは

大型白物家電である冷蔵庫は処分が難しいと感じる人もいるでしょう。

冷蔵庫は家電リサイクル法という法律によって、リサイクルが義務付けられており、粗大ごみとして処分することは違法となります。そのため、リサイクル券を添付した冷蔵庫を指定引取場所に持ち込む必要があります。

家電リサイクル法による冷蔵庫のリサイクル料金は、メーカーと容量によって異なり、一般的な家庭用サイズの冷蔵庫では3000円台~5000円台です。処分する際には、このほかに収集・運搬料金が必要になる場合があります。

まだ購入してから間もなく、冷蔵庫の機能も無理なく使えるという場合は、リサイクルショップへ買い取ってもらうことも可能です。条件が整えば、ほとんどの機種を買い取ってもらえる場合が多いので、リサイクルショップに確認してみることをおすすめします。

冷蔵庫を無料で処分することは可能?

買い替えなどのタイミングで、不要になった冷蔵庫を少しでも安く処分したいという気持ちもあることでしょう。先述の通り、冷蔵庫はリサイクルが義務付けられていますので、自前で処分することはできません。
また、リサイクルショップで買取りをしてもらうことも処分方法のひとつに含まれます。リサイクルショップでの買取りの場合は、リサイクル券の購入も不要ですので、ほぼ無料で処分してもらえるメリットがあります。

収集運搬にかかる費用も無料となり、そのうえ査定がつけば買取り料金として現金が手元に入ることもうれしいですよね。

無料引き取りビジネスに注意

地域を巡回する「無料家電引き取り」の収集車があります。家電を無料で引き取るとうたっていますが、信用のおけないサービスの場合があります。冷蔵庫など大型家電の場合は、運搬料などを請求するというように、引き取り以外の部分で金銭を請求するというケースが多いようです。

また、分解し金目になる銅線などの金属のみをピックアップし、残りは不法投棄するといったケースもあります。

レアケースではありますが、寄せ集めの部品で修理を行った冷蔵庫を海外へ密輸するための品物集めということもありますので、安易な引き取りを依頼しないことが得策です。

各家電量販電で冷蔵庫を買い取ってもらうことは可能?

各家電量販電で冷蔵庫を買い取ってもらうことは可能?

家電量販店で冷蔵庫を買い取ってもらうことは可能なのか、有名な家電量販店での冷蔵庫の引き取り方法を以下にまとめましたので、見ていきましょう。

・ヤマダ電機
こちらは買取りを行っており、インターネット上から査定することが可能です。また、買い替えなどを行った場合には、購入商品の配送時に不要な家電を買い取ってもらうことも可能ですので、買い替えを検討している方にはおすすめです。

・ノジマ
インターネットからも申し込みが可能な引き取りサービスを行っており、5000円程度のリサイクル料金と収集運搬料金540円が必要になります。ただし、リサイクル対象外となっている冷蔵庫の場合は、1000円が追加でかかることがあります。

・ビックカメラ
不要家電引き取りサービスを行っており買取りはできませんが、冷蔵庫を買い替えることでビックカメラのポイントが最大20000ポイントもらえます。ただし、買い替える際にはリサイクル券の購入が必要で、引き取りにはリサイクル料金・収集運搬料金として5000円から7000円程かかります。

・ケーズデンキ、エディオン
どちらも買取りは行っておらず、冷蔵庫の引き取りとなります。冷蔵庫を買い替えた場合には、リサイクル料金と収集運搬料金を支払うことで引き取りが可能です。ただし、リサイクル料金は冷蔵庫のサイズによって変わり、170L以下だと3900円前後、それより大きい場合は4800円前後となります。

また、買い替えをせず引き取りのみの場合は、収集運搬料金としてさらに2000円から3000円かかる場合があります。

ここからはリサイクルショップなどで買い取ってもらう際の査定ポイントを紹介していきます。

査定ポイント①メーカー・型式・製造年・全定格内容積をチェック

容量が大きい冷蔵庫やドアが多い機種、国内主要メーカーであれば、型式が古くとも値段が付きやすい傾向にあります。また、製造後3年以内の冷蔵庫であれば高額買取りの可能性が生まれます。

査定ポイント②傷・汚れがないか確認

外側に目立った傷や、落とせないような汚れがないかを確認します。汚れがある場合は、自分で掃除をすることも一案です。

油性マジックやシールを貼った場合などは、無理に取ろうとすると塗装がはがれてしまう可能性もあるので、そのままにしておきましょう。しかし、できる限りの方法で落としておくことも大切です。

査定ポイント③できる限り自力で掃除

冷蔵庫内部のニオイは、買取価格を著しく下げてしまう原因の一つです。汚れ落としのほか、ニオイをなくすため清掃を行いましょう。卵ケースや、冷凍庫内のニオイは特に気になりやすいため、しっかりと清掃します。

冷蔵庫自体の古さゆえに発するニオイは、どうしようもないのであきらめましょう。

査定ポイント④「省エネ性能」があることをチェック

冷蔵庫のドア付近に「省エネ性能」を示すマークが貼付されている場合は、電気代の節約に貢献する冷蔵庫として人気があります。経年経過している場合は若干査定が入る場合がありますが、上記のマークがない冷蔵庫に比べると、価格が付きやすい傾向にあります。

冷蔵庫の処分方法や買い替えタイミングなどを徹底解説!まとめ

まとめ

基本的には「完全に動作が確認できるもの」が買取り対象です。しかし修理すれば使えるものに関しては、値段が付く可能性があります。まずは、買取りが可能かリサイクルショップなどに問い合わせてみましょう。

ただし、有名国内メーカーまたは、海外製の現行商品であること、人気色(アイボリー系や奇抜なカラー)など、買取り店舗によって独自の条件があります。

雑貨販売店の企画品として販売された冷蔵庫などは、シンプルなデザインとブランドのネームバリューから壊れていても買取り可能としていることもあるようです。

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