自転車を処分する前には状態の確認を

自転車を処分する前には状態の確認を

自転車を処分する前に、自転車の状態確認と防犯登録をしているかどうかの確認が必要です。

処分する前には自転車の状態を要チェック!

処分する前に自分の自転車の状態をチェックしましょう。
もし、まだ普通に乗れる自転車であるなら、リサイクルショップなどを利用して他の方に使ってもらうという手もあります。

ですから、チェーンやギアはさびていないか、タイヤはパンクしていないか、状態が良くなくても修理できる範囲か、などを確認しておくことが大切です。

防犯登録がされているかもチェックしておこう

自転車を処分する際には、防犯登録の抹消を行ってから処分する必要があります。
もし、サドルの下などの目立つ部分に黄色いシールが貼ってあれば防犯登録がされているので、くまなく探してみてください。

自転車の処分方法は大きく分けて6つ!

自転車の処分方法は大きく分けて6つ!

自転車の処分の方法はいろいろありますが、大きく分けると6つあります。
では、それらに関して順を追って説明していきましょう。

自治体の粗大ごみとして出す

お住まいの自治体によって粗大ごみの出し方は違いますが、粗大ごみの回収申し込みができます。
まず電話やインターネットで自治体に回収の申し込みをしてから、ごみ処理券を必要な金額分コンビニやスーパーなどで購入し、自転車に貼り付けます。
その後、指定された日時までに、決められた場所に置いておけば回収してくれます。

かかる費用は400円~1,600円ほどと安いですが、申し込みから回収するまでに数週間くらい時間を要することもあるので、引越しや転勤などの場合は早めに申し込む必要があります。

フリマサイトやネットオークションに出す

フリマサイトやオークションを利用して、自転車を売る方法もあります。
近年では、利用者も増加しており、高額な値段がつくことも珍しくありません。
特に、ロードバイクをはじめとした高級自転車はニーズが高く、あっと驚く高値がつく場合が多いです。

しかし、その一方で、配送や梱包を自分で行わなければならないため、購入者とトラブルになるケースもあります。
「イメージと商品が違う」「商品が破損している」などの理由で、揉め事に発展することも少なくありません。

ですから、あらかじめ自転車はきれいに掃除し、売買評価が高い相手を選ぶなどしてトラブルを未然に防ぎましょう。

また、フリマサイトやネットオークションに出す時には、事前に防犯登録の抹消手続きをすることがルールですので、しっかりと覚えておくことが重要です。

リサイクルショップで買い取ってもらう

状態が良い物であれば、リサイクルショップで買い取ってもらうのも一つの手です。
これなら処分費用を一切かからない上に、すぐに処分できます。

また、最近では自宅まで回収に来てくれるところもあり、わざわざショップに行くことなく自転車の処分が可能なのでとても便利です。

ただしマナーとして最低限の汚れやさびは落とし、できるだけきれいにして回収してもらうようにしましょう。

販売店で下取りしてもらう

新品の自転車を購入する場合は、それと引き換えに古い自転車を回収してくれる販売店が多いです。
1台当たり500円~1,000円くらいで回収してくれるところが多いですが、大手販売店などは1台限り無料で回収してくれる場合もあります。

現在では、販売店に直接持ち込む必要があるところが多いですが、お店ごとに回収の方法も異なるので、一度確認しておきましょう。

知人に譲る

知人に譲れば、処分費用はかからない上に、相手に喜んでもらうことができます。
ただし、この場合も必ず防犯登録の抹消を行いましょう。
もし、忙しいなどの理由で防犯登録の抹消する時間が取れない場合は、譲渡証明書を知人に渡して、後で抹消してもらうことも可能です。

不用品回収業者に依頼する

車を持っていない方や、普段忙しくてなかなか処分の時間を取れないという方におすすめの処分方法です。
費用は、1台1,000~3,000円くらいかかることが多いですが、電話1本で自宅まで回収に来てくれる上に、防犯登録の抹消も依頼できるのでとても便利です。

しかし、悪徳業者には要注意です。
「1,000円で回収してくれると聞いていたのに高額な料金を請求された」などのトラブルもあるようです。
ですから、インターネットの口コミや評判を参考にしたり、引き取り証明書の発行が可能かどうかチェックしたりして、信頼できる業者を利用しましょう。

必ず防犯登録の抹消手続きをしよう

必ず防犯登録の抹消手続きをしよう

今まで処分方法を紹介しましたが、今度は防犯登録について見ていきましょう。

そもそも防犯登録って?

自転車の購入時に、販売店に名前や住所などを申告することで、警察のデータに防犯登録番号が7~10年間(都道府県によって異なる)登録されます。

これにより、万が一自転車が盗まれてしまっても見つけやすくなります。
登録料も500円程度と低価格であり、現在では自転車を購入する多くの方々が防犯登録を行っています。

防犯登録抹消手続きをしよう!

他人に譲る場合でも、廃棄処分する場合でも、防犯登録の抹消は必ず行うようにしましょう。「譲るならまだしも、廃棄するなら別に抹消する必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、重要なのは抹消した証拠です。

仮に、防犯登録をしたままの自転車がひったくりや犯罪に使われた場合、真っ先に自転車の防犯登録をしている本人が疑われてしまいます。

そのようなトラブルに遭わないためにも、自転車を処分する前に、必ず防犯登録の抹消手続きをしましょう。

防犯登録の抹消手続きの手順

「手続きは難しいのでは?」とお考えの方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

手続きに必要な物は、自転車本体と防犯登録カード、身分証明書の3つです。
これらを持って、自転車防犯登録所に指定されている自転車販売店又は警察署に行けば、簡単に抹消手続きを行えます。

とはいえ、都道府県ごとに抹消手続きの方法は微妙に違うこともあるので、お住まいの都道府県にある自転車防犯協会のホームページをチェックしておくといいでしょう。

これはダメ!やってはいけない処分方法

これはダメ!やってはいけない処分方法

自転車には、やってはいけない処分方法があります。
ここでは、その代表的な物として「山や河原などに不法投棄すること」「駐輪場に放置すること」の2つを紹介します。

山や河原などに不法投棄するのはNG

処分するのが面倒くさい…などの理由で、山や河原などに不法投棄をしたくなる方もいるかもしれません。
ですが、不法投棄はれっきとした犯罪行為に当たります。

もし不法投棄を行うと、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられるので絶対にやめましょう。

駐輪場に放置することもNG

最寄りの駐輪場にそのまま放置することも、もちろんダメです。
たくさんの方が利用する駐輪場に放置すると、その自転車が犯罪などに悪用される可能性もあります。

ルールを守らないという点でもやってはいけませんが、自分でそのようなリスクを回避するという点でも、しっかりと適切に処分することが大切です。

【自転車処分ガイド】処分方法から防犯登録の抹消手続きまで紹介!まとめ

まとめ

今回は、自転車の防犯登録抹消のやり方や、主な処分方法6つを紹介してきました。
自分の都合に合うような処分方法を選んで、自転車を処分してください。

また、防犯登録の抹消は忘れがちですが、必ず行うようにしましょう。
くれぐれも不法投棄などはせず、正しく自転車を処分することを心がけましょう。

業界最安値

【12月07日 06時16分現在】ただ今の時間、お電話すぐに対応いたします。
【12月07日 06時16分現在】
お電話、すぐに対応いたします。
おすすめの記事