オイルヒーターは、突然の故障や買い替え、遺品整理などで処分しなければならない時があります。しかし、オイルヒーターの捨て方や処分の仕方などがわからなくてお悩みの方もいるようです。
今回は、オイルヒーターの捨て方や処分方法、処分費用などについてご紹介します。
オイルヒーターの捨て方とは
オイルヒーターの寿命は、10年程度です。オイルヒーターの寿命や買い替え、断捨離などで捨てる際は、お住まいの自治体によってルールは異なります。
オイルヒーターは、粗大ゴミで捨てることが一般的です。粗大ゴミの捨て方は、戸別収集とごみ処理場へ持ち込む方法の2種類あります。戸別収集の場合は、電話やインターネットで受け付け、申し込みを行い、コンビニや郵便局などで券を購入して、予約した日時に指定場所へ出します。ごみ処理施設へ持ち込む場合は、自分で運搬するという手間がかかりますが、戸別収集よりも処分費用が安くなります。
アイリスオーヤマやデロンギなど人気メーカーのオイルヒーター場合は、高値で買い取ってもらえることもあります。自治体を利用して捨てる方法は安価ですが、まだ新しく使えるなど買取の可能性がある場合は、捨てるという方法ではなく、一度リサイクルショップなどに相談してみませんか。
オイルヒーターのオイルの抜き方とは
オイルヒーターを捨てる際は、一般的にオイルを抜く必要はありません。しかし、自治体によっては、オイルを抜かない場合、オイルヒーターを回収してもらえないことがあります。
オイルヒーターからオイルを抜く際は、まずコンセントを抜いて、約1日放置します。その後、固定用ビス、内部の部品などを外し、電気ドリルなどで穴を開ければ、オイルを出すことができます。不要になったオイルは、新聞紙や布などに染み込ませて、自治体のルールに従って処分しましょう。
また、自治体によってはオイルヒーター自体の回収を行っていないこともあります。オイルヒーターは、販売先やメーカーで引き取りを行っていることもあります。送料や廃棄費用は掛かりますが、オイルヒーターを適切に、そして安全に捨てることができます。
オイルヒーターだけではなく、石油ストーブや石油ファンヒーターを捨てる場合も灯油の抜き取り作業が必要になります。オイルヒーターなどの暖房器具を自分で処分する際は、処分の仕方を確認して、正しい方法で捨てましょう。
オイルヒーターの処分費用とは
オイルヒーターを処分する際は、できるだけ安く、お金をかけずに手放したいですよね。オイルヒーターの捨て方は、自治体や不用品回収業者を利用するなどですが、依頼先によって処分費用が異なります。
オイルヒーターは、自治体のゴミとして捨てることが安価な方法です。不燃ゴミとして捨てる場合は、費用がかかりません。粗大ゴミとして捨てる場合は、500円から1,000円程度の処分費用がかかります。ごみ処理場へ持ち込む場合は、自分で運ぶという手間がかかりますが、費用は安くなります。
できるだけ早く処分したいという方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。24時間対応や即日対応の業者の場合、最短即日で処分することができます。処分費用は、5000円程度です。オイルヒーターだけではなく、家具や家電などの不用品をまとめて回収してもらえるプランもありますので、捨てたい物がたくさんある方におすすめです。不用品の分解や移動、搬出などは、全て業者が行いますから、ご自身で何かする必要がありません。
オイルヒーターを自分で処分する際は、捨て方を比較検討し、納得できる方法を選ぶと良いでしょう。
オイルヒーターの下取りサービスとは
オイルヒーターを処分したい時は、下取りサービスを利用することもおすすめです。家電量販店でオイルヒーターの買い替えを検討している場合は、下取りサービスがある所を利用すると良いでしょう。古いオイルヒーターの処分だけではなく、購入時に割引サービスを受けることもできます。
例えば、下取りを行っているジャパネットでは、テレビやドライヤー、エアコンなど、新しい商品を購入する際に、古いほうの下取りを利用することができます。引取りあり、引き取り無料と表示がある商品の場合は、どんなものでも下取りしてもらうことができます。
また、オイルヒーターは、リサイクルショップへ持ち込むことで、買い取ってもらえることもあります。まだ使える、汚れや傷がない、購入したばかりなどの場合は、買取価格が高くなります。
更に、フリマアプリやネットオークションなどを利用することもおすすめです。未使用品の場合は、発送の手間はかかりますが、すぐに購入してもらえることもあり、ご自身が納得できる値段で処分できます。自分で売るという楽しみもありますので、フリマサイトの利用も是非ご検討ください。
オイルヒーターの捨て方や処分の仕方まとめ
オイルヒーターの捨て方や処分費用などについてご紹介しました。オイルヒーターを自分で捨てる際は、自治体や不用品回収業者、買取業者の利用など、様々な方法があることもお分かりいただけたでしょう。
オイルヒーターの他にも処分したい物がある場合は、不用品回収業者を利用する方法もおすすめです。引っ越しのタイミングであれば、引っ越し業者に処分を任せることもできる場合もあります。
オイルヒーターなどの不用品は、処分する方法が様々ありますから、捨て方や費用などを比較検討して、ご自身が納得できる処分方法を選択しましょう。