ゴミ屋敷はテレビの世界だけのものかと思っている人、気を付けてください。
いつかは自分の身に降りかかると思って生活をしていかないと、いざゴミ屋敷と遭遇した時にどうすればいいのかわからないで何もできなくなってしまいます。
ゴミ屋敷はどうすれば片付くのか、誰でもできる片付け方を詳しく説明します。
目次
必要ないものを捨てよう!
ゴミ屋敷を自力で片付けるのに、どのような手順で行っていけばいいのかを詳しく紹介しています。
自力で片付けられるものなのか、業者に依頼しなければいけないのかを判断する基準も紹介しています。
自力でゴミ屋敷の片づけができない場合は、業者に依頼して片づけをするための業者の選び方について詳しく紹介しています。
◇ゴミ屋敷で必要なものはそんなにない
弁当の殻や食料品のからなどは完全に燃えるゴミとして分別します。燃えるゴミのゴミ袋に食べ残しやペットボトルなどを捨てていきます。
消費期限付きの調味料でも期限が切れていると捨てて別の新しいものを購入します。
ゴミ屋敷になってしまった物の中に本当に必要な物はそこまでありません。
◇片付けるのに必要な道具
ゴミ屋敷を片づけるときに最初にしなければいけないのが、片付けるときに使う道具です。
道具は事前に準備しておいて、できるだけ片付けるときに道具が足りないというようにならないようにしなければいけません。
ゴミを回収するための燃えるごみ用のゴミ袋数十枚~100枚以上、ゴミを運ぶ台車、ゴム手袋、マスクなどは最低限用意しておきます。
プラス、段ボールを3つ用意しておくと、片付けながら仕分けできるので非常に便利です。
◇片付ける順番を決める
ゴミ屋敷を片づけるときは家中がゴミだらけになっているので、順番を決めてから片付けていくとスムーズに片付けられます。
部屋・キッチン・トイレ・洗面所・風呂場・玄関・廊下などを区分けしていき、玄関、廊下、部屋、トイレ、洗面所、風呂場、キッチンの順番で片付けていくとスムーズに片付けられます。
ゴミ屋敷を片づけるときに場所の順番だけではなく、ゴミや残しておく物などの順番も決めておくと片付けやすくなります。
最初に大きな家具や家電を外に運び出します。
残ったものはゴミと小物、衣類になります。
これらは、残しておく物と捨てる物にわかれます。
ほかにも残しておきたいが、使わないので捨てるべきなのか迷ってしまうものを回収していきます。
捨てる物、残しておく物、迷う物の3種類に分けながら回収していきます。
◇片付けるときのコツ
順番に捨てる物と残しておく物に分別してから作業を開始すると、本当に助かります。
ゴミ屋敷を片づけるときは、できるだけ家主の意見を聞いて片付けていきます。
片付けるときは焦らずにできるだけ捨てることを前提に残しておく物も決めていきます。
作業が長時間に及ぶと集中力が切れてしまって、途中で片付けられなくなることがあります。
そうならないようにするために、1日で行う作業を決めてから、無理のない作業を行います。
そうすることで早く片付けられます。
片付け後の掃除も重要
ゴミ屋敷の片づけが終わるとそれで終了というわけではありません。
片付けの後は床や部屋の中が汚れているので、掃除もしっかりと行わなければいけません。
片付けただけでは住める状態にはまだなっていません。
掃除をして住めるようにしてゴミ屋敷の片づけは完了です。
掃除をする上で具体的に何をどうすればきれいになるかを詳しく紹介します。
◇できるだけ短時間でやる
ゴミの片づけだけで相当な時間が掛かりました。
1日で全部屋の掃除を終わらせようとしてもできるものではありません。
1日でできる作業量は決まっていて、最初に寝る部屋の掃除をしていくようにして、翌日に風呂場とトイレをきれいに掃除するというように、短時間でできる掃除の範囲を決めてからゆっくりと行います。
そうすることで掃除を早く終わらせることができます。
急がばまわれということです。
◇物を置く位置を決める
掃除まできれいに終わると、家電や家具などの大物を配置していきます。
倉庫などに置いていた家電や家具などをきれいに拭いてから部屋の中に入れていきます。
部屋の中の配置は事前にレイアウトを決めてから運んでいきます。
レイアウトを決めてから物を置いていくと手早く作業が終わります。
自力で片付けられるそれともできない
ここまで自力で片付けてから掃除をするところまで詳しく紹介してきました。
これを見ると部屋の広さがそこまで広くなければ自力でゴミ屋敷の片づけはできますが、あまりにも広くなると自力ではなかなかできそうにありません。
自力でできる場合は自力で家族などに手伝ってもらいながら片付けるとお金もあまりかかりません。
ただし、無理に自力でやるのではなく、広い部屋の場合は、業者に依頼して片付けてもらった方が良いケースもあります。
自力で片付けるか、業者に依頼するかはその都度状況を見てから決めていきましょう。
◇自力でできる範囲
ゴミ屋敷の片づけから掃除までを自力でする場合、できる範囲は当然限られてきます。
限度があり、それ以上の広い範囲を無理に自力でやろうとしても片付きません。
自力でできる範囲とは、3LDK以内の広さであれば自力でもできます。
それ以上になると業者に依頼してやってもらわないと片付きませんし、途中で嫌になります。
◇自力でできないと感じたら
自力でゴミ屋敷を片づけるのには限度があるのはわかったのではないでしょうか。
部屋の広さだけではなくゴミの高さも部屋の天井まで届くぐらい溜まっている場合は業者に依頼した方が安全です。
キッチンやトイレなど水回りが正常に機能していれば自力で片付けてもよいのですが、壊れていると自分では修理できないので、業者に依頼してゴミの片づけと修理も含めてやってもらった方が確実です。
自力では無理の場合は業者に依頼
ゴミ屋敷の中でもゴミの量が多かったり、部屋の広さが広かったり、自力ではできない状態の場合は、迷わず業者にいらいしましょう。
業者に依頼した方がきれいに早く片付くのでその方がトータル的には成功となります。
どうしても自力ではできない場合は、業者に依頼しますが、その時の業者の選び方と何をどこまで依頼するかを詳しく見ていきます。
◇業者の選び方
ゴミ屋敷のゴミの片づけで自力ではなく業者に依頼するときに、どこの業者を選んだらいいのでしょうか。
ゴミの仕分けまでしっかりとしてくれるかどうかは重要なポイントの1つです。
すべてを業者に依頼したい場合は、部屋の片づけだけではなく、清掃まで行ってくれるかどうかもポイントです。
価格が適切かどうかもポイントです。
◇業者に依頼するのはどこまで
業者にゴミ屋敷の活付けを依頼するときに、どこまでを依頼するかで料金と期間が大きく変わります。
ゴミの片づけだけであれば、そこまで片付けた後の清掃は自分で行わなければいけません。
業者プラス自力での作業が発生します。
さらに、回収したごみの処分は業者に依頼するのか、自分で行政のゴミ回収に依頼する場合はまた変わってきます。
お金をかければゴミ屋敷の片づけからゴミの回収、そして清掃まですべての作業を業者に依頼できます。
その場合は、ゴミ屋敷がきれいになってから引き渡してもらえばいいので作業自体は何もしなくて済みます。
ゴミ屋敷どうすれば片付くのか?オーソドックスなゴミ屋敷脱出方法まとめ
ゴミ屋敷の片付方や片付けるうえでのポイントを紹介してきました。
今からゴミ屋敷の片づけをしなければいけない人には為になる情報を紹介しています。
自力で片付ける場合と業者に依頼する場合の境目の条件についてもわかりやすく紹介しています。
どのような場合に自力で片付けて、どのような場合に業者に依頼して片付ければいいのかがわかるようになっています。