ゴミ屋敷の実態について知られざるデータを公開しています。
高齢者ではない意外な人たちがゴミ屋敷にしてしまう傾向があります。
ただ、ゴミ屋敷になってしまったら片付ければ問題ありません。
そんな、片付ける道具や手順をわかりやすく説明しています。
目次
いつの間にかゴミ屋敷へと変身!ゴミ屋敷の清掃には別のメリットも
◇ゴミ屋敷になってしまった
テレビのニュースでゴミ屋敷の近所迷惑の報道がたまにあります。さすがにゴミの量が尋常ではないくらい溜まっているのがわかります。
ただ、ゴミ屋敷の実態としては誰も好きでゴミ屋敷にしているわけではありません。
物を捨てられないで溜まってからゴミ屋敷になったり、理由は様々です。
これだけのゴミは一朝一夕では片付けることはできません。
長い年月をかけてゴミ屋敷になった部屋を片付けるには、それなりの決意と行動力が必要です。
そんな行動力があれば自力でも片付けられます。
◇自力で清掃作業は可能なのか?
ゴミ屋敷になった部屋の片づけをするのには、並大抵の気持ちではきれいに片付けることはできません。
片付けることで思わぬお宝が出てくるかもしれません。
懐かしい昔の写真や、大事にしていたお宝など予期せぬものが出てきて片付けることが楽しくなることもあります。
片付けることにどんなモチベーションで臨むかで進み具合が大きく変わってきます。
◇ゴミ屋敷を掃除すると予期しないことも
ゴミ屋敷を掃除することで予期しないうれしい効果があります。
きれいに片付いた部屋に帰ることの喜びがわいてきます。
今まで感じたことがなかった家に帰るのが楽しくなります。
部屋を片付けたことで運気が上がることもあります。
ゴミ屋敷による3つの被害
ゴミ屋敷と言っても大量のゴミが部屋の中にあるくらいであれば、誰にも迷惑をかけずに被害にあう人もいません。
回りの人たちにも被害を与えている可能性があります。
回りの人たちにどのような被害をもたらしているのか詳しく見ていきます。
ゴミ屋敷によって3つの大きな被害について紹介します。
◇悪臭被害のリスクが一番
ゴミ屋敷がもたらす被害というのは、自宅だけではなく、回りの近所にまで迷惑をかけてしまいます。
その最大の被害が悪臭です。
蓄積されているゴミの中には生ごみや飲み残しなどが入ったペットボトルなどがあると、匂いを発して月日が経つと単なる臭いではなく悪臭となって回りの人たちにも被害を与えてしまいます。
◇火災被害のリスク
2つ目の被害は火災のリスクがあります。
ゴミが大量に放置されていると、ゴミの中にあるライターや家庭用カセットコンロで簡単に発火してしまいます。
一度火が付くと一気に燃え上がっていきます。
大量のゴミによって火力が一気に増して近隣の住宅にまで引火する可能性が高くなります。
近隣住民は、夜もおちおち眠れなくなる可能性があります。
それだけではなく、放火犯罪を誘発する可能性もあります。
◇害虫被害のリスク
3つ目は害虫被害です。
ゴミ屋敷にある生ごみはゴキブリやネズミなどのえさとなります。
空き缶や洗面器などに溜まっている水には、ボウフラを発生させる原因になります。
害虫がゴミ屋敷だけでとどまらず、近隣住宅にも影響する可能性があります。
ゴミ屋敷の清掃に必要な道具と手順
ゴミ屋敷を片付けるにしても必要な道具や服装を用意して行わないと2次被害にあう可能性があります。
ただ、きちんとした道具や手順を踏まえて片付けるときれいに片付きます。
ゴミ屋敷を片付けるための道具や服装の準備と作業手順について詳しく紹介します。
◇ゴミ屋敷を自力で片付けができる
ゴミ屋敷の片付けをすることで、生活がしやすくなるだけではなく運気が上がることもあり、掃除をしてみようかと思えれば自分で片付けてみましょう。
折角やる気が起きても、ゴミ屋敷を目の前にすると一気にやる気が失せてしまいかねません。
一気に片付けるのではなく、時間をかけてゆっくりと片付けていくとうまくいく可能性があります。
あせらず1つずつ片付けていくようにすれば徐々にゴミは片付いていきます。
◇ゴミ屋敷の掃除に必要な道具
自分で片付けようとやる気になったところで、片付けるために必要な道具を準備します。
通常の掃除とは違ってゴミ屋敷を掃除するための道具を用意しなければいけません。
ほうき・掃除機・バケツ・雑巾などの通常の掃除のときにも使う道具を用意します。
さらに、掃除中の臭いやほこりなどで体調を崩さないようにするために、マスク・汚れてもよい服装・軍手などを用意します。
モップやハンディモップがあれば便利です。
◇掃除の手順
掃除道具が準備できたら、実際に片づけと掃除を行っていきます。
通常の掃除と違ってゴミが部屋中に散乱しているので、ゴミの回収作業をしていきます。
歩くこともままならない場合は、玄関から順番に通路を片付けます。
部屋から外までの通路を確保することが第一です。
ある程度通路を確保できたら部屋の中の片づけをします。
片づけをするときは、いるものとゴミを分別しながら行っていきやすいように、一般ごみ用のゴミ袋、燃えないごみ用のゴミ袋、ビンカン用のゴミ袋と段ボールを用意しておいて、ゴミはゴミ袋に衣類などは段ボールに入れていくと片づけが終わった後に捨てる物と部屋に残しておく物がわかりやすくなります。
◇どうしても片付かない時は
掃除の手順通りにできれば簡単にゴミ屋敷の片づけが終わりそうに思えますが、実際のところ相当大変な作業となります。
片付けている途中でやる気をなくしてしまうこともあります。
やる気が出なくなったら一旦休憩してから再度挑戦するように気分を変えるとまたやる気が出てきます。
それでもやる気が出てこない場合は不用品回収業者に依頼して、作業を行ってもらうことも視野に入れると気が楽になります。
その場合はお金が必要になるので、どのくらいの費用が発生するのかは事前に調べておく必要があります。
ゴミ屋敷にしてしまう意外な人たち
ゴミ屋敷と言えば、高齢者の認知症患者がするものだと認識している人は考え方を変える必要があります。
ゴミ屋敷にしてしまうのは高齢者だけではなく、精神疾患を持っている若い男女でもあり得ることです。
では、どのような人がゴミ屋敷にしてしまって、男性と女性ではどちらが多いのかを詳しく紹介します。
◇高齢者だけなの?
ゴミ屋敷にしてしまうのは高齢者とは限りません。
若い世代でもゴミ屋敷予備軍の人はたくさんいます。
表にあまり出ていませんが、毎日の仕事が忙しくて掃除もろくにできないような人は特に注意が必要です。
毎日家に帰ってから弁当を食べて、食べ終わった後のゴミはそのまま部屋に放置していると、徐々に溜まっていきゴミ屋敷となってしまいます。
働き盛りの男女でもゴミ屋敷にしてしまいます。
◇実は若い女性に多い
若い男女でもゴミ屋敷にしてしまうことはわかりました。
男性の方がゴミ屋敷にしてしまう人が多いのでしょうか。
男性の方がルーズなのでゴミ屋敷になってしまいそうですが、実際は女性の方がゴミ屋敷にしてしまう人が多いです。
ゴミ屋敷にしてしまう男女比の統計を見てみると、男性がゴミ屋敷にしてしまう確率は38%で、女性がゴミ屋敷にしてしまう確率は62%となっています。
では、なぜ女性の方がゴミ屋敷にしてしまうのでしょうか?
その理由の1つ目は物への執着心が強いのが女性です。
2つ目は買い物依存症になりやすいのが女性です。
日ごろからバタバタとしているのが多いのは女性です。
これらのことから、女性の方が物をためやすくて捨てられないという人が多いようです。
ゴミ屋敷の3つの被害!ゴミ屋敷にしてしまう意外な人まとめ
ここではゴミ屋敷の実態や、片付けるために準備するものを紹介しました。
ゴミ屋敷にしてしまうのは高齢者だけではなく、若い世代でもたくさんいるということがわかりました。
若い世代の中でも男性よりも女性の方が多くいることもわかりました。
この情報を参考に自分がゴミ屋敷にしないようにすることが一番大切です。