1人暮らしのゴミ屋敷は、本人のみの問題なのでそこまでは深刻ではありません。
同じゴミ屋敷でも、一緒に住んでいる家族がいて子供もいる場合、ゴミ屋敷に住んでいるとどのような影響を与えるのでしょうか。
ゴミ屋敷に家族で住んでいる人の場合、家族全員が不健康な空間で生活をしています。
被害者は誰なのか詳しく紹介します。
目次
ゴミ屋敷は悪以外何物でもない
ゴミ屋敷になってしまってからいろいろときれいにしていくのもお金も労力もかかります。
ゴミ屋敷を放置して引っ越しをすればいいのではと考えた場合、そう簡単にはいきません。
ゴミ屋敷内の必要な物を取り出して引っ越しをしなければいけません。
そうなると通常の引っ越しよりも膨大なお金が必要になります。
その辺を詳しく見てみましょう。
◇引っ越しをする場合でもその費用は一桁違う
ゴミ屋敷なってしまったので、これを機会に引っ越しをしようと考えると、引っ越し業者に支払わなければいけない金額は、一般的な場合、家賃1か月分の費用程度で引っ越しができます。それがゴミ屋敷になると百万円以上かかることがあります。
実際には100万円以上掛かるため割高になってしまいます。
◇ゴミ屋敷に家族で住んでいると主次第でゴミ屋敷はリバウンドする
ゴミ屋敷のテレビなどで放送されるのは、行政により強制執行されてから戸惑うゴミ屋敷の主人の顔の映像がほとんどです。
ゴミ屋敷に家族が一緒に住んでいることもあります。
それも配偶者だけではなく、小さな子供も一緒にゴミ屋敷で生活をしているケースも多々あります。
家族の場合は、ゴミ屋敷にしてしまうのは、母親が片付けられないことが大きく影響していることがあります。
母親の場合、片付けられないのではなく、片付けたくないというのが本当のところです。
いざ引っ越しをするために自宅の片づけと費用がどのくらいになるのか相当な費用が必要になります。
実家のゴミ屋敷を片づける
ゴミ屋敷は自分とは全く関係のないことだと勝手に思わないことです。
自分の家がゴミ屋敷にならないからと言って、ゴミ屋敷と無関係だと決めつけるのはよくありません。
自分の実家がゴミ屋敷になってしまった場合は、他人ごとではありません。
自分の実家なので、一緒になって考えて、ゴミを片づけなければいけません。
自分の家であれば、自分で片付けるかどうするかを決めて行動できますが、実家は母親が住んでいて、主導権がないので、母親に片付けるように説得しなければいけません。
自分の親なので、そこまで強くは言えません。
それでも、そのまま放置しておくわけにはいかず、親と話をして喧嘩してでもゴミ屋敷を解消させなければいけません。
ゴミ屋敷に家族で住むと誰が一番の被害者なの?
ゴミ屋敷の報道がされるときに、中に住んでいる住人は1人暮らしの高齢者というのが定番です。
ゴミ屋敷に子育て世代の家族が住んでいるとどうなるのでしょうか。
家族の中でだれが一番の被害者になるのか想像してみてください。
一番決定権がない家族が一番の被害者です。
ゴミ屋敷に住みたくて住んでいるわけではありません。
できればきれいな部屋に住みたいと思っているはずです。
家族でゴミ屋敷に住んでいるときの弊害と片付けについて詳しく紹介します。
◇ゴミ屋敷の被害者は子供たち
子供がいる家族がゴミ屋敷に住んでいる場合は、一番の被害者は家族の中でも子供たちです。
相談する相手がいないため一人で悩んでしまいます。
学校の友達を家に連れてくることもできません。
自分の部屋も散らかってしまっていて、ゆっくり勉強をすることもできません。
自分の為に子供たちが嫌な思いを毎日してしまいます。
子供たちが被害者でできるだけ早い段階にゴミ屋敷を解消しなければいけません。
◇ゴミ屋敷で無邪気に遊ぶ子供たち
小さな子供だと、ゴミ屋敷で遊んでいても何も感じないことでしょう。
10歳以下の子供が友達をゴミ屋敷に読んでから無邪気に遊んでいるのを見て両親は何とも思わないのでしょうか。
ゴミ屋敷を改善して子供たちに害のないきれいな部屋で遊ばせることはできないのでしょうか。
親の都合で、子供たちが嫌な気持ちになるのはあまりよくありません。
一緒に遊んでいる子供が親にゴミ屋敷のことを反したとすると、その後、遊んでくれる友達もいなくなってしまう可能性があります。
◇子供の為に部屋をきれいに片付ける
子供たちのことを考えると部屋を片付けようと思うのが親心ではないでしょうか。
子供も一緒に生活をしている場合は、夫婦だけの問題ではなく、子供を育てていく必要があります。
その中で移住空間はとても大切なものです。
ゴミ屋敷になるとゴミだけの問題ではなく、カビやダニなどいろいろな病気を発症する可能性もあります。
できるだけ清潔な空間で遊ばせられるようにするのが親の務めです。
最低でも、子供の部屋の片づけぐらいはしてあげて、友達を呼んでも遊べるようにしましょう。
ゴミ屋敷家族は悲惨
ゴミ屋敷に家族で住んでいると、大人だけではなく子供の何らかの影響を受けます。
大人の手足に虫刺され跡ができるくらいであれば仕方がないことですが、子供にまで影響が出てくると親としての責任を果たしていないことになります。
ゴミ屋敷に家族で住むことでどのような身体の異変を感じるようになるのでしょうか。
詳しく紹介します。
◇キッチンはゴキブリだらけ
ゴミ屋敷になるとゴキブリが発生します。
発生する場所で最も多いのは、食料品を扱うキッチンではないでしょうか。
親がいて片付けができないような状態になっているのであれば、回りの親族が片づけを促し、行政と連絡をして少しでもゴミ屋敷の改善に努めるべきではないでしょうか。
キッチンの汚いことを、友人や知人に相談するのはなかなかできません。
悩みとしてありますが、実際にゴミ屋敷になってしまってゴキブリが大量発生したら、その後どのような行動をしたらいいのかを自己申告しなければいかないのでしょうか。
◇家族の手足は虫刺されだらけ
皮膚が露出している場所は、ゴミ屋敷になったときに、虫さされあとだらけになってしまいます。
部屋のきれいに掃除をしていれば起きないことですが、あまりにも汚すぎて部屋中に害虫が侵入してきていて、寝ている間とかに虫に刺されたり、かまれたりしてしまします。
これはゴミ屋敷にしてしまったおかげでそうなってしまいます。
来客があったときも来客者に被害が及ばなければいいのですがそうはいかないかもしれません。
虫刺されだけで住めばいいのですが、害虫が媒介して病気に感染してしまうと大変です。
ここまでひどい状況になってしまうと、ゴミ屋敷がどれほど人体に悪い影響を与えるかがわかります。
◇子供の身体にも異変が
ゴミ屋敷にすることで害虫が発生し、ダニやほこりによって体に害を及ぼすのが大人だけで済めばいいのですが、子供にまで影響してしまうと大変です。
子供が病気にかかると、それは大人による人的要因によるものです。
これは最悪の事態で、親としての義務を果たしていないことになります。
子供を守ることができない状態にまでごみ屋敷化してしまってしまうと後悔しても後の祭りです。
最低限の親としての義務を果たすにはゴミ屋敷を片づけなければいけません。
ゴミ屋敷生活が家族や子供たちにどのような影響をもたらすかまとめ
ゴミ屋敷で生活をしているのが1人暮らしではなく、子供も含めた家族で生活をしている場合、どのような被害が発生するのかを説明してきました。
ごみ屋敷は大人の勝手な行動でなりますが、一緒に生活している子供にも悪い影響を及ぼしてしまします。
家族で生活をしていてゴミが散乱してきて片付かなくなっている人には参考にしてみてはどうでしょうか。