ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するときにいくつか注意点があります。
業者選びでは、人件費・運搬費・処分費の3つが必ず必要になります。
この中で比重が大きいのが人件費です。
清掃作業をするスタッフの費用は全体の5割以上と思っていて間違いありません。
ただ料金が安ければよいというわけではなく、迅速にクリーンにしてくれて違法ではない業者選びが重要です。
今回は、作業スタッフについてどの程度の人材が必要で、どのくらいの費用が掛かるのかについて詳しく紹介しています。
目次
ゴミ屋敷のスタッフ数と費用
ごみ式を清掃する場合、業者に依頼すると結構な金額になります。
清掃後は業者だけではなく。自分たちも一緒になってゴミの清掃作業を行沸寝ればいけないからです。
◇部屋の広さとスタッフ人数
1R・1Kの場合、料金相場は30,000円~80,000円で、スタッフの人数は1~2名程度必要になります。
その時の作業時間は1時間?となります。
1DKの場合、料金相場は50,000円~120,000円で、スタッフの人数は2~3名程度必要になります。
その時の作業時間は2時間?となります。
1LDKの場合、料金相場は70,000円~200,000円で、スタッフの人数は2~4名程度必要になります。
その時の作業時間は2時間?6時間となります。
2DKの場合、料金相場は90,000円~250,000円で、スタッフの人数は2~5名程度必要になります。
その時の作業時間は2時間?6時間となります。
2LDKの場合、料金相場は120,000円~300,000円で、スタッフの人数は3~6名程度必要になります。
その時の作業時間は3時間?8時間となります。
2DKの場合、料金相場は150,000円~400,000円で、スタッフの人数は3~7名程度必要になります。
その時の作業時間は4時間?10時間となります。
ゴミ屋敷の清掃費用の内訳
ゴミ屋敷の清掃をするときに費用として掛かるのには3つあります。
作業してくれるスタッフの人件費、回収したごみを持ち運びだすための車両とガソリン代など、運び出したゴミの処分費用の3つの構成となります。
どれも必要不可欠のものですが、特に必要なのが現場で作業してくれるスタッフの質ではないでしょうか。
その他の運搬費用とゴミの処分費用はどこの業者に依頼しても大差ありません。
スタッフの質が良ければ人件費も高くなりますが、その分サービスが充実していて人件費以上の価値はあります。
スタッフの質とその他の2つの条件の中で優先しなければいけないのがスタッフの質ではないでしょうか。
◇スタッフの費用
ゴミ屋敷の片付け費用の内訳1つ目は人件費です。
人件費の目安は1Rで1名、1DKで2名?3名となっています。
当たり前ですが、人数が多くなればなるほど人件費が高くなり、結果的にゴミ屋敷の片付け費用も高くなります。
そのため例えば、業者に依頼する前に少し自力で片付けをしておき、業者側のスタッフの数を減らせば料金を安くすることができるかもしれません。
◇運搬費用
ゴミ屋敷の片付けには、トラックなどの車は必需品であり、どれだけの大きさのトラックが何台必要なのかによって料金が変わってきます。
例えば、ゴミ屋敷の近くに車を停める場所がなく、有料の駐車場を借りなければいけない場合、駐車場料金が加算されることもあります。
駐車場代については依頼前に確認しておくと良いでしょう。
駐車場に止めなければいけない場合は、駐車料金は追加で請求されるケースが多いです。
◇ゴミ処理費用
ゴミ屋敷の片付けで回収されたゴミは業者によって捨てられますが、ゴミ処理には別途お金がかかります。
また、業者が「一般廃棄物収集運搬許可証」という家庭から出たゴミを処分する資格を持っていなければ、許可証を持っている業者に委託をしてゴミを処分することになり、よりお金がかかり料金が変わってきます。
「一般廃棄物収集運搬許可証」は自治体から家庭ごみの処理を委託されたことを証明する許可証です。
できれば依頼する業者を選ぶときは、一般廃棄物収集許可証を持っている業者に依頼すると、若干費用も安くなります。
ゴミ屋敷の片付け費用には、ゴミ処理費用が大きく関わっていることも覚えておきましょう。
ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するメリットとデメリット
ゴミ屋敷の清掃作業を自分でする場合と業者に依頼する場合では大分変ってきます。
業者に依頼してゴミ屋敷の清掃を行ってもらうと、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
業者に依頼する場合のメリットやデメリットについて詳しく紹介しています。
また、どのような人が業者に依頼した方が得になるのかもわかるのではないでしょうか。
詳しく見てみましょう。
◇メリット:時間の節約になる
ゴミ屋敷の片付けを業者に頼む時のメリットは、時間を節約することができることです。
業者に頼めば、あと依頼者は何もしないで見ているだけで大丈夫です。
自力で片付けるのは場合によっては数日かかることもありますが、業者に依頼してしまえば、時間を大幅に節約することができます。
ゴミ屋敷の片付け業者は片付けのプロなので、一般人が片付けるよりも素早く効率的にゴミを仕分けして片付けてくれます。
業者の場合はプロのスタッフが作業を行うので、自分で片付けるよりも数段きれいになります。
◇デメリット:スタッフの人件費がかさむ
業者に依頼すると専属のスタッフが作業を行うので、自力で片付けるよりも費用が高額になります。
ただ、スタッフは全員ごみ屋敷を何度も清掃したことがあるプロの集まりなので仕方がないことです。
自力でゴミ屋敷を片付ける場合は、必要な掃除用具などを揃え、ゴミを出すだけですのでかかる費用は多くても数万円ですが、片付けを業者に頼むと場合によっては一軒家で30万円ほどかかってしまうこともあります。
ただし、作業をするスタッフの質を考えると依頼するだけの価値はあります。
もちろん、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すれば、素早く正確にゴミを片付けてくれますが、高額は費用がかかる可能性があることも覚えておきましょう。
ゴミ屋敷の清掃の安い業者の選び方
ゴミ屋敷の清掃業者を選ぶときに、価格の安さだけで選んでいませんか?
確かに費用面はできるだけ安くなればそれに越したことはありません。
最低限の人件費は必要で、全てがアルバイトのスタッフだと非常に安く上がりますが、古物商許可を持っているスタッフが1人はいないと処分するものを間違ってしまったりされて、お金になる品物をゴミとして処分されてしまったりしてしまいます。
そうならないようにするためにも作業を行うスタッフの質と、業者自体の質の両面で調べて最適な業者選びをしましょう。
◇資格取得者の確認
ごみ屋敷の清掃で、実際の作業に携わるスタッフに資格取得者がいるのといないのでは片づけ後の出来上がりが大分変ります。
古物商許可を取得しているスタッフがいなければ、再利用できるものを粗大ごみとして処分されたり、有料で買い取ってもらえるような品物を無料で搾取されたりする可能性があります。
いい加減な処分をされないようにするためにも、古物商許可を取得しているスタッフがいる業者へ依頼することをお勧めします。
若干人件費は上がるかもしれませんが、それ以上のメリットがあります。
◇口コミサイトを利用する
口コミサイトには業者の評判が書かれています。
料金の安さだけではなく、働いているスタッフの質やサービスについて、よい悪いがはっきりと書かれているので信頼できます。
料金の安さとスタッフの丁寧さの両方を考えて選ぶことができます。
◇複数屋の見積もりを取る
ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するのにできるだけ安い業者に依頼するには相見積もりを取ることをお勧めします。
複数業者の見積もりを一括で行ってくれるサイトがあるので利用しましょう。
サイトでは登録業者の検証もある程度行っているので、悪質な業者は削除されています。
安さだけで選ぶのではなく、スタッフの質も重要です。
アルバイトで作業をさせるような業者よりは正規社員がスタッフとして作業してくれる方が安心できます。
ゴミ屋敷の掃除はスタッフ人数を削れば安くなる!?まとめ
ここまで、ゴミ屋敷を清掃してもらう上で業者に依頼するときの作業スタッフにスポットを当てて、よい業者選びについて紹介してきました。
何よりもプロのスタッフに作業を行ってもらうことは、いかに大事かが分かったのではないでしょうか。
必要なものは省かないで、しっかりと消費者の目線で作業をしてくれる業者選びについて学べたのではないでしょうか。