家具などの粗大ゴミは自治体などに捨てるしか方法はないのでしょうか?
愛着があって、できれば誰かに使ってもらいたいと思っているような物でも、ただ捨てるしか方法はないのかというと、そうでもなくて買い取りサービスや販売もできます。
程度の良い家具や家電などは捨てるのではなく再利用してもらえます。
今回は粗大ごみとして捨てることよりも再利用してもらえる人に、売るか譲渡する方法について紹介しています。
粗大ごみの処分方法
粗大ごみを捨てるときに自治体を利用する倍、どのようにして予約して回収してもらえるのかを紹介しています。
何よりも、自治体では手順を踏んで指定の日に指定の場所にもっていくだけで勝手に回収してくれます。
◇粗大ごみの湯約方法と回収までの流れ
ネット経由の粗大ゴミ回収は多くの自治体で、住民がメールで住所や捨てたいゴミ、収集日を送信します。
回収日の通知が来たら、スーパーなどで売られている手数料券や処理券を購入して粗大ゴミに貼り付けて、自宅前など利用者が指定した場所にゴミを捨てる湯になっています。
◇粗大ごみ受付の状況
今回初めて競争入札で自治体の電話受け付けとネットシステム運営の一括契約を実施し、電話オペレーターの削減などで年間3600万円の経費削減を見込んでいます。
ネット受け付けの出だしは好調で、開始から6月までの4カ月間、受付数約22万6000件のうち、ネット経由は約10万8000件と47・7%を占めていました。
市環境局の担当者は「ネット利用は導入10年で3割を目指していたので、予想以上の数字。24時間対応などが好調の理由では」と思われます。
粗大ゴミがリサイクル家具へ変身
粗大ごみとして出される家具の提供価格は無料~10,000円程度で、車で運べる方であれば、配送料もかからずに、格安で家具を入手できます。
提供される家具は、自治体がまだ使えると判断した家具のみで、多くの場合、自治体のシルバー人材センターなどで修理・加工・洗浄されてから展示されるため、タイミングがよければ、美品を格安で手に入れられます。
自治体によっては、不用品情報交換用の掲示板の設置、撤去自転車の再生販売、不用品の委託販売などの取り組みを行っています。
小さなお子様がいるご家庭であれば、豊島区が子ども家庭支援センター内に設けているリサイクルコーナーで、ベビーカーやチャイルドシート、子供用衣類などの無料リサイクルがあります。
◇東京都内の粗大ゴミはリサイクル家具へ
世田谷区では、粗大ごみとして出された品物のうちまだ使用可能な小型の家具を無料で提供する模様しものを否定器ですが行われています。
無料提供の小型家具とは別に、粗大ごみとして出された品物のうち、まだ使用できる家具などを、抽選により全品格安で希望者に提供しています。
申し込み対象者は小学生以上の世田谷区在住・在勤・在学の方で、毎月2回、毎回約60品の品物が展示されます。
◇リサイクルが盛んな東京都内
東京都世田谷区では、リサイクルフェアやフリーマーケットも積極的に開かれていて、リサイクルフェアでは、不要になった子ども服や本をフェアの前3日間で回収し、フェア当日に無料で提供しています。不要になった子ども服や本を不要になった子ども服や本を世田谷区は、全体を6つの地域に分け、各地域にリサイクルフェアやフリーマーケットを開催しています。
最新の粗大ごみの申し込み方法
粗大ごみの申し込み方法にも最近変化があります。
もともとは電話での予約のみしか受け付けていなかった粗大ごみの申し込みですが、最近は書く自治体でインターネットやスマホを使った申し込みができるようになった自治体もあります。
その代表的な自治体が神戸市と福岡市です。
それぞれの都市がどのような粗大ごみの申し込み方法を行っているのかを見ていきましょう。
◇神戸市の粗大ごみの申し込み
昨年11月に新しい粗大ごみの受付方法をスタートした神戸市も、今年3月までの受付数約7万6000件のうち、ネット経由は約1万5000件と2割を超えています。
受付数も昨年4~5月の2万8790件から今年の同時期は3万4782件と、6000件近く伸びています。
このことから、新サービスが庶民に右傾折れられていることがわかります。
◇福岡市の粗大ごみの申し込み
5月から無料通信アプリLINE(ライン)を活用し、簡単なスマホの操作で粗大ゴミ収集を申し込めるサービスを全国で初めて本格稼働させました。
7月からはスマホ決済・送金サービスのLINE Pay(ペイ)で、ごみ処理手数料を支払える実証実験も開始しております。
画期的なサービスの開始となります。
◇いまだにインターネット申し込みができない都市もある
政令指定都市でも4市はネット申し込みを受け付けていません。年間約21万件の粗大ゴミ処理を行う京都市は、電話対応のみと対応が遅れています。台風の直後など、1日に1300件もの申し込みが殺到し、コールセンターの電話が鳴りやまない日もあります。しかし「電話の方が、より丁寧な対応ができる」という担当者の考えにより、当面はネット導入を予定していないようです。
粗大ごみのリサイクルの種類
粗大ごみを全て処分するのではなく、再利用可能なものはリサイクルして使うことを考えた方法があります。
ゴミを減らしてリサイクル・リユースできるものは使うという考えは非常に環境にも配慮した素晴らしい考えではないでしょうか。
粗大ごみではなくリサイクルとして再利用する方法について紹介します。
◇リサイクルショップに売る
1.メリット
持ち込むだけでいいのでオークションのような手間がかかりません。
その場で換金できます。
2.デメリット
傷があるものや型が古いなど商品価値がないものは買い取ってもらえない可能性があります。
その場合でも無料で引き取ってもらえることがあるので粗大ゴミで出す必要がありません。
電化製品は動作確認をして正常動作をすることを確認して、取り扱い説明書や付属品なども一緒にあると、高額で買取してもらえる可能性があります。
動かないものは修理して出すなどの手間と費用がかかります。
◇インターネットオークションで販売
1.メリット
自分で最低希望価格を設定することで、一定以上の価格で売ることができます。
希望価格に達しない時は売らないという事も可能です
自分の氏名やメールアドレスを公開せずに出品できます。
全国での販売なので、地域限定のリサイクルショップや行政の「あげます・ください」のシステムよりも閲覧者数が多いため、欲しい人が現れる確率が高くなります。
2.デメリット
自分で商品の画像を撮影しサイトにUPし、魅力的な商品説明を書かなければいけないという手間がかかります。
自分が出品している商品と同じ商品を他の人が出品している場合は価格競争になり、なかなか落札されない可能性があります。
オークションなので買い手がつかない可能性もあります。
出品してから終了まで数日間かかるので、すぐに処分したいときには使えません。
出品手数料がかかります。
落札されたら、自分で商品の梱包や発送をしなければいけません。
見ず知らずの人とやりとりをするので、トラブルになる可能性もあります。
◇フリーマーケットで販売
1.メリット
<自分で販売価格を決められます。
買い手と直接やりとりができるので、安心して販売できます。
愛着のある品は、対面販売なのでその気持ちを伝えることができます。
自分のお店で販売しているような気持ちになれて楽しめます。
フリーマーケットの規定にもよるが、さまざまなものを販売できるので、買い取り業者のような「扱えない商品」の制約がありません。
2.デメリット
その場に来た一部の人にしか商品を見てもらえません。
冷やかしだけで実際に買わない客がたくさんいます。
その場に自分で商品を持ち込んで陳列などをしなければいけません。
売れ残りは自分で持ち帰らなければなりません。
売れ残った品の処分を粗大ごみとしてする日か手段がありません。
◇自治体の譲渡サイトを利用
1.メリット
情報の提供を自治体がやってくれるので安心です。
同じ地域に住む人に直接手渡しができます。
有料で提供することも可能です。
2.デメリット
自治体によってはサービスを提供していないところもあります。
取り扱い品目が自治体によって異なるので出品できない可能性もあります。
自治体が情報提供はしてくれるが、受け渡しは本人同士が行い、トラブルの仲介なども自治体は関与しません。
自治体は売買の場所を提供しているだけで、あとは個人間で責任をもってやらなければいけません。
不用品の情報を提供する期間が2ヶ月間などと決められているので、すぐに処分したい場合には向きません。
◇民間サイトの、あげます・くださいを利用
1.メリット
利用料が無料のところがほとんどです。
自分の氏名やメールアドレスを公開せずに出品できます。
多くの人に閲覧してもらえるので売れる確率が上がります。
2.デメリット
見ず知らずの人と直接やりとりをするため、トラブルになる可能性はあります。
素人なので、受け渡し方法や金額、支払い方法を相手とやりとりして決めるのが大変です。
商品を受け取る名目で出会う相手が、実は犯罪目的だったという可能性も出てきます。
相手を見極める目を持っていないと最後で騙されることになりかねません。
◇知人に譲る
1.メリット
オークションへの出品のような面倒な手間がかかりません。
愛着のある品は、その理由を伝えて大切に使ってもらえます。
2.デメリット
汚れや傷があると、相手にあまりいい印象を与えません。
紹介してくれた人の手前、「こんなものならいらない」と言われないようにしなければいけません。
知り合いなので、金額を請求しにくい。
粗大ごみ家具はリサイクルで再利用できる!まとめ
ここまで粗大ごみの処分方法の中でも、再利用することを前提でどのようなリサイクルができるのかについて紹介してきました。
自治体で譲る方法や販売方法についてわかりやすく紹介してきました。
もとは捨てるはずの粗大ごみなので、お金に換えることができればベストな選択では二でしょうか。