家電製品や家具などを粗大ごみとして捨てる時期が来ます。
捨てる時期というのはどんな時なのでしょうか?
壊れた家電製品や家具ならばすぐにでも捨てる決心はつきますが、まだつかえる物を捨てるときにどのように捨てればいいのかについて詳しく紹介しています。
そんな捨てるべき時期や捨て方について、今更、人には聞けない情報を提供しています。
目次
引っ越し時のいらない家電製品の選び方
引っ越しの時に困るのが引っ越し先に今持っている家具や家電が入るかどうかがわからない時です。
今持っている家具や家電を引っ越し先の部屋に配置できればすぐに捨てる粗大ゴミがどれなのかがわかります。
そんなシュミレーションできるアプリなども最近はそろっています。
引っ越し先に持って行ける物と捨てる物を事前に判断して粗大ごみとして捨てる家具や家電を選んでいきましょう。
◇物理的に新居に入るか、入らないのかで判断
引っ越しの時に家電や家具などが引っ越し先に入るか入らないかは、丁寧に寸法を探っていけばすぐに分かります。
家具や家電のサイズを測り、転居先の図面に配置してみればすぐにわかります。
洋服をタンスに詰め込むのとは違い、1ミリでもはみ出てしまえば家具も家電も部屋に入りません。
面倒ですが、とにかくすべての家電や家具のサイズを測定して、配置する場所を先に決めていきます。
引越し先の総面積が広くなっている場合も、間取りが変われば今までの部屋に入っていたものでも入らなくなる場合もあります。きますこれに関しては、丁寧に測定してみましょう。
同じく、新しい家具を購入する場合も同じように、部屋に入るから安心だと油断していると、共用の廊下や通路が意外と狭くて部屋までたどり着けないことも起きかねません。
自室だけではなく、搬入経路も含めて考えることが肝心です。
とにかくすべてを測定して入るかどうかを確認することが大切です。
◇アプリを使った測定
手書きで図面に書き込むのもイメージしづらく面倒だという人は、お手持ちのスマートフォンやiphoneで仮に家具を配置できる便利なアプリを活用するという方法もあります。
例えば、アプリを使うと、様々なサイズの図面に家具や家電を配置できる間取り作成アプリがあります。
自分の部屋のサイズをこのアプリで設定し、家具家電のサイズも微調整してシミュレーションすることができます。
今更人に聞けない粗大ごみの捨て方
引っ越しの時や買い替えの時に出る粗大ごみはどのように処分したらいいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。
処分方法を今更人には聞けない時に参考になる粗大ごみの処分方法について紹介しています。
粗大ごみを処分するときはお金を払わなければいけないと思っている人は必見です。
粗大ごみを処分して現金が入ってくることもあります。
粗大ごみの処分方法について詳しく見てみましょう。
◇1辺が30cm以上のものは粗大ごみ
一般的に、粗大ゴミといわれるものは一辺が30cm以上のものと、ほとんどの自治体で決められています。
中には、一辺が40cm以上とサイズが変わる自治体もあるため、事前にHPや電話などで地域の指定を確認してください。
また、主な粗大ゴミには、ソファー・テーブルなどの大型家具、布団や毛布などの寝具類、冷蔵庫・洗濯機などの大型家電、自転車、ガステーブル・オーブン一体型など、そして食器洗い乾燥機、扇風機・掃除機・布団乾燥機、湯沸かし器、ミシン・編み機などがあります。
◇粗大ごみの処分方法
粗大ゴミの処分方法には、自治体回収・リサイクル・ネットで売却の3つの方法があります。
捨てる物であれば、自治体に回収してもらうのが料金的に一番安くなります。
自治体に回収してもらう場合は、HPや電話で事前申し込みをした上で、回収日までに指定場所へ自分で運搬する方法が一般的です。
しかし、一人で運べない粗大ゴミの場合は、危険なので無理をしないようにしてください。
◇リサイクルできるものはできるだけ再利用する
家電類の廃棄するのは埋め立て地に一緒に埋めてしまうのがほとんどで、増加する廃棄量に埋め立て地が追いついていません。
また、二酸化炭素の発生など地球温暖化への影響も懸念されているため、推進されているのが粗大ゴミのリサイクルです。
特に、レアメタルなど貴重な資源が含まれている家電類は、再資源化のための家電リサイクル法が制定されるほどです。
1人で運べない粗大ごみはどうすればいいの?
粗大ごみを処分するときにいろいろな処分方法があります。
自治体に出すときは自分で指定の場所に運ばなければいけません。
その時の処分方法や、どうしても自分では運べない時の処分先について紹介します。
粗大ごみを処分するときは、処分するだけではなく現金になることもあります。
どのような処分方法があるか見ていきましょう。
◇30cm以下に分解する
分解できる家具の場合は、組み立て前の状態に戻し処分する方法が選べます。
分解すれば、燃えるゴミまたは燃えないゴミとしての処分が可能なので、一般のゴミ袋で捨てられて粗大ゴミとしての処分費用もかかりません。
また、一人で運ぶこともできます。
ただし、金属などが使われている家電や組み立て式でない大型家具などは、無理をして分解するとケガをする可能性があります。
ノコギリや工具で分解する場合、場所や体力なども必要になるため、自分でできる範囲で分解しましょう。
◇買い取り業者に依頼する
まだ、正常に使える状態なら、リサイクル業者や専門買取店に売ることもできます。買取可能であれば、処分費用をかけずに手放すことができるでしょう。それだけではなく買い取ってもらった分現金が手元に入ります。一人で運べなくてもスタッフが家で査定を行います。ただし、運搬費用が請求されるため、依頼前に手数料の有無を確認しておかなければなりません。後で、「こんなはずではなかった」ということにならないためにも、確認が大切です。
◇不用品回収業者に依頼する
出張回収を行っている不用品回収業者へ依頼するのも方法の1つです。
回収業者の多くは、出張・持ち込み・宅配回収の3つの方法を用意しています。
一人で運べない粗大ゴミは、出張回収を活用しましょう。
また、回収業者の中には、不用品の買取を行っているところがあります。
業者としては高く売れる粗大ゴミもあるため、1度査定に出してみると思わぬ現金が入る可能性があります。
たとえ、買取不可になったとしてもそのまま処分してもらうことができ、無駄な時間と手間が省けます
◇引っ越し時は引っ越し業者がおすすめ
引っ越しの際に、粗大ゴミが出た場合は、粗大ゴミは引っ越し業者へ回収してもらうと便利です。
引っ越し業者によっては、不用品の引き取りサービスを行っているところがあります。
引っ越しと同時に処分できるため、最も手間のかからない方法です。
引っ越し業者のHPを見て、見積もりを取る際に電話で聞いてみましょう。
先に、申し込みさえ済ませておけば、こちらの都合に合わせて対応してもらえます。
ただし、引っ越し費用に不用品の回収費用がかかるので注意が必要です。
不用品の大きさや量などで異なりますが、1点につき3,000~5,000円が一般的な回収費用です。
◇買い替え時は販売店がおすすめ
新しいものに買い替える場合は、購入した販売店の下取りまたは引き取りサービスが受けられることがあります。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル法や自分で運べない大きな家具類などは、1品目に対して数千円の費用がかかります。
ただし、必ずしもすべての販売店が下取り・引き取りサービスを行っているとは限りません。
特に、下取り割り引きサービスを実施している店舗は、少ないです。
まずは、販売店でサービスを行っているかどうか確認してください。
◇まだ使える物は知人へ譲渡
捨てるのではなく、家まで直接来て持って帰ってくれる友人がいれば、その友人に譲ることができます。
しかし、大きなタンスやテレビの場合は、気軽に運ぶことができません。
2階以上に置いている場合は、1階に下ろす作業も加わるため、素人ではリスクが高くなります。
そんなときは、プロの力を借りることをおすすめします。
たとえば、大手宅配業者の中には、大型家具や家電を運搬するサービスを提供しています。
料金は高くなりますが、こん包から運び出しまでしてくれるので、安心して譲れます。
ただし、大型になるほど料金は割高になるため、処分よりも費用がかかる可能性があります。
◇ネットオークションやフリマで販売
同じく、宅配業者のサービスを利用すれば、一人で運搬できない家具や家電でも、ネットオークションまたはフリマーケットサイトに出品して売却できます。このやり方の場合、買い手が見つかればすぐに手放せますが、必ずしもすぐに見つかるとは限りません。
落札されるまで時間がかかったり、想像していた値段よりも安くなることがあります
。買い手をすぐに見つけたいなら、できるだけ詳細を記載し、分かりやすい写真も掲載しておきましょう。
キズや汚れ具合も記載することで、信頼性がアップし、買い手がつきやすくなります
不用品回収業者に依頼するときのポイント
粗大ごみを回収してもらうときに依頼する業者が不用品回収業者の場合は選び方を間違えると不法投棄されてしまうことがあります。
少しでも安くしたい場合のポイントがいくつかあるので詳しく見てみましょう。
粗大ごみを不用品回収業者に依頼するときの業者選びについて紹介します。
◇古物商許可や産業廃棄物許可の資格を持っているか
不用品回収業者を選びと機に最初ン位チェックしてほしいポイントが、古物商許可や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているかどうかです。
この資格は、都道府県から認可されている証になるため、許可番号がHPや名刺等に掲載されていない業者は悪徳業者の可能性があります。
◇買い取りも行う業者か
人気メーカーの大型家具・発売年月から3年以内の大型家電などは、業者では高価買取をしてくれます。
状態がよければ、思っている以上の値段がつくこともあるため、ただ捨てるのではなく買い取ってもらえるものは買い取ってもらいましょう。
そのため、不用品回収業者を利用する際は、回収だけでなく買取も行っているところを選びましょう。
◇安く引き取ってくれる業者か
できるだけ粗大ごみの処分費用を抑えたい人は、できるだけ低価格で処分できるところを選ぶために複数業者に見積もりを出してもらいましょう。
ただし、この場合、相場費用よりも極端に低い金額で回収を行っている業者は逆に注意しなければいけません。
後で追加料金を請求される可能性があります。
事前に、手数料や追加料金の有無も確認しておきましょう。
◇訪問業者は要注意
「要らないものはありませんか?」と、軽トラックで回っている業者があります。
このような業者は回収・買取の契約を取りつける悪質な業者があります。
訪問業者のほとんどは悪徳業者だと思ってください。
一般的に、宣伝などをしないで利用者が続々とやってくる業者は優良業者です。
訪問業者が来ても玄関に入れず、インターホン越しで断りましょう。
いまさら聞けない粗大ごみの処分方法!まとめ
家具や家電製品を捨てる時期や1人で運べないような粗大ごみの捨て方について詳しく紹介してきました。
粗大ごみの中には思わぬ現金に代わるものも含まれていることがあります。
1円も無駄にしないようにする捨て方について、詳しく紹介してきましたので参考にしましょう。
粗大ごみをいつどこに依頼すると少ない費用で処分できるかがわかったのではないでしょうか。
今から引っ越しを考えている人には特に参考になる情報です。