普段使っているソファーですが、捨てる時期がわからないでいつまでも使い続けている人も多いのではないでしょうか。
ソファーにも寿命があり、捨てる時期があります。
そんなソファーの捨てる時期と捨てるときにどこに依頼すれば最もプラスになるかを詳しく紹介しています。
そろそろソファーが寿命ではないかと思っている人には参考になる情報ばかりが書かれています。
目次
ソファーの寿命はどのくらいなの?
ソファーを使っていて買い替え時期というのはいったいいつになるのでしょうか。
ソファーの寿命5年から10年程度となります。
寿命期間に関してはソファーに使われている素材によって大分変ります。
あと年数だけではなく、買い替え時期のサインを自ら発します。
ソファーの寿命の時期について詳しく見ていきましょう。
◇ソファーの寿命年数
そもそも、ソファーはどのくらい使えるものなのでしょうか?
使う人の人数や使い方、置いてある場所、ソファーそのものの大きさ、素材などによって大分異なります。それでも、ソファーの寿命は一般的に5?10年と言われています。
ソファーの寿命は意外と短いです。
タンスやテーブルと違って、ソファーは毎日、座ったり寝転んだりして酷使されるので、それだけ寿命も短くなるのです。
ソファーの寿命は、表面に張られている素地によって大分変ります。
本革張りで10年ほど、合皮製は5?7年ほど、布張りでは8~10年程度と言われています。
もちろん、こまめにメンテナンスをすれば寿命は長くなりますし、定期的に革などを張り替えればさらに長く使えます。
◇ソファーの寿命のサイン
ソファーの寿命には買い替え時期がわかるサインがあり、次の4つの状態の時に寿命が来たと考えてよいでしょう。
1.座る部分に弾力がなくなってきてしまう。
2.座ると身体全体が沈み込んでしまい、座り心地や寝心地が悪くなってきてしまう。
3.座るとギシギシという異音がし始める
4.表生地の傷みが目立つ
5.ソファーから匂いがするようになってくる
ソファーは消耗品です。
クッションが駄目になったら寿命と言えます。
表面は張り替えたり洗濯したりできますが、クッション部分が駄目になってしまったら、処分のタイミングと考えてよいでしょう。
ソファーの処分は自分でそれとも業者に依頼どっちがお得?
ソファーの処分時期が来たら、新しいソファーを購入して古いソファーは処分しなければいけません。
ソファーは大きくて処分するのに相当な費用がかかりそうです。
ソファーを業者に依頼して引き取ってもらうのが簡単ですが、自分で処分することもできます。
自分でソファーを処分する方法を詳しく見てみます。
◇ソファーを自分で処分する
1.枠の処分
外側からは見えませんが、ソファー本体の骨格で、木製や鉄製のものがあります。
枠の素材が丈夫であるほど、ソファーの耐久性や強度が上がります。
2.スプリング
スプリングは、座ったり寝転んだりしたときの衝撃を吸収し、身体を支えてくれます。
これが一番重要で、座り心地などはスプリングでおおきく変わります。
こちらも、コイルスプリングや、枠に付けるSバネ、布製のバネであるダメトロールなど、さまざまな素材・種類があります。
また、背もたれなどの柔らかさを出すためには、ウレタン材を使います。
ソファーの部位によって硬さや密度の異なるウレタン材が使われています。
さらに、強度やはり感を出すため、羽毛にポリエステル綿・芯地ウレタン・ウレタンチップなどを混ぜたものもあります。
3. 生地の処分
本革や合皮、布などが使われますが、この素材の違いや質によって座り心地やソファーの寿命も大きく変わります。
このように様々な素材が使われているソファーを自分で捨てるには、工具を使って解体し、部品をそれぞれ燃えないごみ・燃えるごみに分けなくてはなりません。
しかし、工具があったとしても、大きなソファーを自分で分解するのは大変な作業です。
解体する場所も必要になりますし、たくさんのホコリが出たり、クッション部分にいるダニなどを空中にばらまいてしまう可能性もあります。
解体するのに最適な場所としては屋根付きのガレージなどが合えばベストです。
それだけではなく、時間も手間もかかります。
よほどの理由がない限り、自力で解体するのはおすすめできません。
ほとんどの自治体では、粗大ごみは長さが30cm以下と決められているところが多いので、小さく切断する必要もあります。
自治体によっては、解体されていても粗大ごみ扱いになってしまいます。
ソファーを業者に依頼する
ソファーを自分で解体して一般ごみとして処分することもできますが、現実問題ほぼできないと考えられます。
ソファーを処分するのに現実的な方法として、自治体に回収してもらうか民間業者に依頼して処分してもらうか買い取りをしてもらうのがおすすめです。
◇粗大ごみ
最もポピュラーなのは、粗大ごみとして自治体に引き取ってもらう方法でしょう。
ソファーを粗大ごみで出す場合は、まず自治体に申し込みをしてから粗大ごみ処理券を購入し、回収してもらいます。
まず、インターネットや電話で、自治体の粗大ごみセンターに申し込みをします。申込先は、自治体のホームページに掲載されているか電話で問い合わせればどこに連絡すればいいのかを教えてくれます。
申し込みの際に、ソファーを回収してもらう日を決めます。
回収日が決まったら、ソファーの処分費用として粗大ごみ処理券を購入します。
粗大ごみ処理券は、コンビニや酒店などで販売されています。
こちらも、詳細は自治体のホームページか電話で確認すればわかります。
有料ごみ処理券はシールになっています。
この方法は処分費用が安く、確実に処分できるのがメリットです。
1人掛けなら数百円程度、2人掛け以上でも最大で2000円ほどで処分することができます。
デメリットは、自分でソファーを回収場所まで運ばなければならないことです。引っ越しの時などに依頼すると、まとめていえ近くまで回収に来てくれます。ソファーは1人掛けでも20kg以上あります。もし2階以上のマンションやアパートの場合、これを下ろすのは大変な作業となります。
また、回収日が決まっているので、自分の希望する日に回収してもらえるとは限らず、遺品整理などで急いでいる人には向かないことです。
◇不用品回収業者
インターネットなどで業者を探し、依頼しましょう。
費用は業者によって異なります。
たとえば、1人掛け用ソファーと3人掛けソファーのセットがあるなどの場合は、“軽トラック1台でまとめて5000円から10000円程度で業者に依頼するほうが安くなることもありますので、複数の業者で見積もりを取り、検討しましょう。
回収業者に依頼する大きなメリットは、引き取り日や時間を指定できることです。
タイミングがよければ依頼したその日に回収してもらえます。
また、ソファーを搬出してくれ、マンションやアパートなど運び出すのが難しい場所でも引き受けてもらえるのも大きなメリットです。
デメリットとしては、自治体に出すより費用がかかることです。
◇リサイクルショップ
状態の良いソファーならば、捨てるのではなくてリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、まだ使えるものでも必ず買い取ってもらえるとは限りません。
ソファーの場合、一般的のリサイクルショップより専門ショップのほうが買い取ってもらえる可能性が高くなります。
特に、有名ブランドやデザイナーズブランドのソファーなら、家具専門のリサイクルショップを利用するほうが高価買取りを期待できます。
査定の際にどこで査定してもらえるのか確認が必要です。
売れるかわからない重いソファーを自分で運ばなくてはならないなら、メリットはほとんどないと言えます。
出張査定をしてくれる業者であれば、都合を合わせて査定日を決め、査定してもらいましょう。
その時に、運搬費、出張費なども必ず確認しておきましょう。
◇家具専門店
大型ホームセンターや家具専門店などでは、新たに家具を購入した人に対して、古い家具の引き取りを行っている場合があります。メリットは、無料~2000円程度で引き取ってもらえることです。
また、部屋からの搬出もしてもらえます。
ほとんどの場合が、新しく家具を購入する際のサービスとして古い家具の引き取りを行っています。
◇引っ越し業者
たくさんの人が引っ越しを機会に古くなった家具を買い替えるようです。
最近では、ソファーなどの大きな家具の処分や回収を請け負う引っ越し業者が出てきています。
メリットは、引っ越しのついでに運んでもらえ、自分で廃棄する必要がありません。
デメリットは、あくまで引っ越しのオプションサービスだということです。
そのため、ソファーの状況処分は有料となることがほとんどです。
また、ソファー処分を行っている引越し業者は限られていることがデメリットでしょう。
◇遺品整理業者
遺品整理業者はただ単に遺品を整理するだけでなく、査定や買い取りもしてくれる業者があります。
買い取ってもらえれば、遺品整理の費用も安くなりますし、当然、部屋から搬出もしてもらえます。
最近では、遺品をただ処分するのは忍びないという依頼人の気持ちをくみ、提携のお寺などで供養を行ってくれる業者もあります。
遺品整理を依頼する際に希望を伝え、可能かどうか確認してみましょう。
自治体の粗大ごみに出す場合のメリット・デメリット
ソファーを自治体の粗大ごみとして出すときに注意しなければいけないことがあります。
自治体に粗大ごみとして出す場合、安い費用で出せるのが一番のメリットですが、デメリットもあります。
ソファーを粗大ごみとして自治体に出すときのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
◇メリット
自治体にソファーを粗大ごみとして出すメリットとしては費用が安いということがあります。1人掛け用なら数百円で、2人掛け以上でも最大で2000円程度です。
◇デメリット
一方、自治体にソファーを粗大ごみとして出すデメリットとしては自治体によってはスプリング入りのソファーは回収していないところがあります。また、自分で家の前まで搬出しなければいけないという点もデメリットです。
ソファーは1人掛け用でも20㎏以上の重さがあります。
また2人掛け以上になると幅が大きいために部屋のドアを通るかどうかという問題も出てきます。
うまく分解できるといいのですが、それも難しいでしょう。
マンションやアパートなど2階以上の部屋に置いてあるソファーはさらに搬出が困難です。
自治体へ粗大ごみとして出すのが費用的には一番安くなるので、その問題が解決できそうであれば、行政の粗大ごみに出されるといいでしょう。
ソファーの処分時期と処分方法まとめ
ソファーの劣化により粗大ごみとして捨てる方法について詳しく紹介してきました。
ソファー自体がどのくらいの耐久年数があるのかも紹介しているので、処分時期がわかるのではないでしょうか。
ソファーの処分時期に来ている人は、自分にあった処分方法で処分してみてはどうでしょうか。