ミラーは我々の生活に欠かせないもので各家庭に1つはありますが、同時に壊れやすいものでもあります。
普段使っていても簡単に壊れたり、古くなったりしたものを処分する機会は多いのではないでしょうか。
大きさによってその処分方法が異なるミラーは、特に店舗などで使われている大型のミラーなどは処分の方法が分からずに困ることも多いのではないでしょうか。
今回、ミラーの処分方法について、自治体、不用品回収業者の利用、買取業者への依頼、インターネットサービスの利用の複数の選択肢をご紹介していきます。
サイズによって変わるミラーの処分方法
ミラーと一言に行っても10㎝程度の小さなものから1m以上ある大型のミラーもあります。
ミラーの処分方法としてはサイズによって大分変ります。
サイズごとのミラーの処分方法を詳しく紹介します。
◇小さなミラーは不燃物
割れた小さな鏡を捨てる場合は、燃えるゴミではなく不燃物として捨てるようにしましょう。
中には割れた小さな鏡は燃えないゴミになることが多いです。
ただし、住んでいる地域によってごみの捨て方が異なるので絶対ではありません。
自治体のHPや電話でミラーの処分方法を確認してから捨てるようにしましょう。
割れた鏡は触ると危険なので、厚紙や新聞紙で包んだり、ガムテープで補強するなどして捨てましょう。
自分だけでなく、作業員の方が触ったときに怪我をしないように気をつける必要があります。
地域によっては、自治体によっては他の燃えないゴミとは別にして、包んだ紙に「危険」などと書いて出すようなところもあるので、燃えないゴミで捨てる場合でも捨て方の確認はしましょう。
◇大きなミラーは粗大ゴミ
全身鏡、三面鏡、業務用の鏡などの大きな鏡は、ほとんどが粗大ゴミで捨てます。
住んでいる地域によって粗大ごみのルールは異なるので、自治体のHPや電話などで確認することをおすすめします。
粗大ゴミとしての出し方も、住んでいる地域によって異なります。
粗大ゴミ処理券を購入し、粗大ゴミ受付に回収の申し込みをして指定された日に指定場所までもっていくのが一般的です。
◇風水を意識したミラーの処分方法
鏡と風水は密接な関係にあるので、そのまま捨てることに抵抗がある方もいることでしょう。
鏡の形や置き方は風水でいろいろな示唆があることは有名ですが、風水の観点では鏡の捨て方にも注意が必要です。
あくまでも風水を気にする人に限ったことですが、風水を意識した捨て方は、まず邪気を払うために塩で鏡を清めます。
塩水を含んだ布で鏡面を拭きます。
ミラーの一部を割ることで溜まった邪気を払うという方法や、鏡に生け花を映して邪気を払う方法もあります。
風水の場合、まずは邪気を払ってからミラーは処分しなければいけません。
邪気を払ったら、最後に白い布で鏡を包み、何も映らない状態にして捨てればOKです。
ミラーを処分するときにかかる費用
ミラーを処分するときにいくつか処分方法がありますが、費用が発生します。
費用は処分方法によって大分変ってきます。
処分方法別の費用を詳しく紹介します。
◇粗大ゴミで捨てる場合
自治体の粗大ゴミ回収で全身ミラーを出す場合、自治体によって若干変わりますが処分費用は400円~700円くらいです。
大きさや重さ、鏡の量によって処分費用が大きく変わるので、大きすぎる鏡や重すぎる鏡の場合は、もっと高くなります。
また、三面鏡などのドレッサーの場合、三面鏡の部分、鏡台の部分、椅子と、それぞれの部位に処分費用がかかるケースが多いです。
粗大ごみ回収受付に問い合わせや回収の申し込みをする際に、正確なミラーの処分費用についての確認も忘れないようにしましょう。
◇不燃ゴミで捨てる場合
ミラーのサイズが小さなものはそのまま不燃ごみで捨てられます。
ミラーのサイズが大きくても、小さく砕けば粗大ゴミではなく不燃ごみで捨てられます。
ただし、ミラーを小さく砕くときに手にけがをしないように注意が必要です。
けがと隣り合わせなので、できればそのまま粗大ゴミで捨てた方が安全です。
◇回収業者に回収してもらう場合
引っ越しなどの理由でミラー以外にも処分したい不用品がたくさんある場合は、不用品回収業者を利用すると割安で処分できます。
回収業者を利用する場合は、最低料金8,000円~1万円くらいが設定されていることがあります。
また、リサイクルやリユース、中古販売が目的の回収業者であれば、買取と不用品回収の両方に対応してくれたり、ものによっては無料回収してくれることもあります。
不用品回収業者はいろいろあるので、業者に回収費用の相見見積もりを出してもらい、費用を比較するとより安く処分できます。
業者によっては数千円~数万円くらいの差が出ることもあるので、1つの業者で即決して損をしないようにしましょう。
ミラーを処分する方法
ミラーにはサイズがいろいろとあって一概には粗大ゴミという事は言えません。
ミラーの大きさによって捨てる方法が変わってきます。
粗大ごみとして扱われる大きなミラーの疎に方法について紹介します。
◇自治体の粗大ごみで処分する
それぞれの地域自治体で処分方法が変わりますが、通常1m以上を超えると粗大ゴミ扱いとなります。
自分でゴミ処理センターへ持ち込むか、指定日に収集箇所に出しておくなどの処分となります。
処分の際にはそれぞれに処分費用がかかってきます。
もし、大型ミラーを小さく分解できるのであれば、これは不燃ゴミとし通常の収集日に廃棄できることがあります。
50センチ程度、ゴミ収集袋に入る大きさにしたら通常の回収日に回収してくれる自治体も多いようです。
◇不用品回収業者に回収してもらう
ドレッサーや大きな鏡も引き取ってくれる不用品回収事業者はあります。
ほかの大型家具も一緒に見積もり、回収してくれるところも多いようですので引越しのときもとても便利です。
また、アンティーク家具専門の引き取り店もあります。
代々使われている品、価値がある品であれば、納得して預けることができそうです。
大切に使っていた鏡、家具類は自分の手を離れたあとも大事に扱ってもらいたいものです。
◇買い取り業者に買い取ってもらう
ブランドのミラーなら買取業者に売るブランドのミラーでまだ状態がきれいなら、買取業者に売ることができます。
わかりやすいところでいうと、ルイヴィトン、シャネル、グッチ、エルメスなどのハイブランドであれば、買取可能になる可能性が高くなります。
ドレッサーのブランドでは、カンティーニュ、カッシーナ、IDC大塚家具、なども高価買取になることがあります。
デザイナーズや装飾性の高い鏡なら、アルテ、FLYMEeなどの海外ブランドも人気です。
◇フリマやインターネットオークションで売る
ブランドのミラーであればもちろんですが、ノーブランドでもデザインがおしゃれなものやシンプルで使いやすいものであれば、フリマアプリに出品して売れる可能性があります。
ロココ調や姫系といわれているデザインの鏡も需要が高いようです。
フリマアプリは、メルカリやラクマなどいろいろありますし、ヤフオクでも最近になってフリマモードという新機能が追加されています。
手数料が引かれるフリマアプリもありますが、手数料も考慮して自分で好きな値段を設定して売ることができるのはメリットです。
◇引っ越し業者に回収してもらう
不要になったミラーや引っ越し先には持って行けないミラーなどは、引っ越し業者に引き取りをお願いすると引き取ってくれます。
ブランドミラー以外はほとんど価値がないので、無料の引き取りか有料の引き取りになります。
◇リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップであれば、有名ブランドのミラーやまだ新しいミラーなどは買い取りの対象としてみてもらえて、ほかの程度の良いミラーも無料で引き取ってもらえます。
劣化がひどいミラーなどは優良での引き取りになるので、粗大ゴミで処分した方が約上がります。
◇SNSつながりや知人に譲る
壊れたり割れていないミラーであることが前提ですが、
まだ使える状態のミラーであれば、SNSなどを利用して欲しい人がいないか呼びかけるという手段もあります。
FacebookやTwitterを利用したり、掲示板に載せて欲しい人がいないか呼びかけることで、欲しい人が現れる可能性があります。
自分は不要だと思っているものでも、欲しいという人はいるかもしれません。ただし、無料で譲るのであれば、宅配で送るとなると送料をどちらかが負担しなければいけないので、近くに住んでいる方に呼びかけて、引き取りに来てくれる方を探す必要があります。
ミラーの処分には注意が必要
ミラーを処分するときに割れた場合、けがをする可能性があります。
粗大ごみとして運び込んで捨てる場合や、小さく砕いて不燃ごみとして捨てる場合、けがをしないように十分に注意して鏡を割っていく必要があります。
ちょっとした油断が大けがにつながります。
◇エコを意識したミラーの処分
ミラーを処分する場合は、燃えないゴミまたは粗大ゴミで捨てましょう。
自治体によって分別方法はそれぞれ違うので確認が必要です。
また、風水を気にする方は、邪気を取り払う方法をしてから自治体のゴミ捨てルールに従って捨てることをおすすめします。
ブランドの鏡やデザイン性のある鏡は売れる可能性もあるので、フリマアプリや買取業者を利用する手段もありです。
粗大ゴミや不用品回収業者を利用して捨てると処分費用がかかるので、ほとんど値段が付かず1円の買取価格だったとしても、買い取ってもらえたほうがお得ですしエコになります。
ミラーが割れた!どう処分したらいいの?まとめ
ミラーを処分するときのサイズに合わせた処分方法について詳しく紹介してきました。
そのミラー処理を依頼した時は、自分のミラーがどのようにして処分されるのかが気になっていました。
ミラーの処分は大きさによって処分方法が変わることが分かったのではないでしょうか。