1日のうちの3分の1を過ごす布団ですが、捨てることができなくて寝心地が悪くなったりしていませんか。
布団は一生使える物でありません。
家電製品と同じように定期的に買い替えて心地よい睡眠を取れるようにしなければいけません。
快適な睡眠がとれるようにするための処分時期や処分方法について詳しく紹介していきます。

布団を捨てる時期は何時なの?

布団を捨てる時期は何時なの?

布団を捨てる時期というのがわかっている人はどれくらいいるのでしょうか。
布団の捨てる時期は難しくて、布団の生地によっても寿命が変わります。
あとは手入をどの程度しているかによっても捨てる時期は変わります。
使っている布団を捨てる最適な時期を紹介します。

◇布団に使われている生地の寿命

布団の処分をする前に捨てる時期を見極めるためにも使われている生地毎の寿命を見て行きましょう。
布団の種類は、主に綿、ポリエステル、羊毛、羽毛に分けられます。
そのうち、綿、ポリエステル、羊毛の場合は寿命がだいたい同じで、掛け布団が5年、敷布団が3年で買い替え時期ではないでしょうか。
そして、羽毛に関しては5~10年と少し長め。10年も使っていない場合は、洗ったり、打ち直しに出すことで、より長く使い続けることができます。
羽毛布団の寿命は他の生地に比べると長持ちします。

布団の9つの処分方法

布団の9つの処分方法

布団を捨てる時期が来てからいざ処分したいときや引っ越しの時に新しい布団に買い替えようと考えている人に、それぞれに合った処分方法があるので見てみましょう。
布団を処分したい時期の劣化状態や生地によって捨てた方が良い場合と、買い取ってもらえる布団などもあります。
それぞれの処分方法について詳しく紹介します。

◇粗大ごみとして捨てる

布団はサイズが大きいため、ほとんどの自治体でおおきさを規準として燃えるゴミでなく粗大ゴミに分類しています。
粗大ゴミとしての出し方は、他の家具等と全く同じです。

布団を粗大ごみとして出す手順は、自治体に電話して捨てる日を予約して金額を聞きます。
次にコンビニなどで「粗大ゴミ回収券」を買います。
それを貼り、決められた日付に出します。
上記のような手順となります。回収券の呼び名は自治体によってさまざまで「粗大ごみシール」と呼ばれるところもあります。
どのような呼び方にしても、実際の粗大ごみ用の券は多くの自治体ではシール状のものです。
捨てる際のルールは自治体によって異なりますが、多くの自治体では予約が必要です。決められた日付で出すにしてもいつ捨てるのかを、役所の担当部署に連絡する必要があります。

◇可燃ごみとして捨てる

布団はどれも布や羽毛など燃える素材でできています。
そのため、布団を一般ごみ袋に入る大きさに自分で細かく切り刻めば燃えるゴミとして出すことが可能です。
「どのように切るのか」「切り方のコツはあるのか」などのポイントはある程度あります。
ただし、この方法は労力がかかるので粗大ゴミで捨てた方が理にかなっています。
同じ「自治体のゴミ回収」なら、粗大ゴミに出す方がいいでしょう。
数百円のシールを買って貼るだけなので、明らかに負担が小さく楽な方法です。

◇不用品回収業者に依頼

布団以外にも処分したいものがあるときは、不用品回収業者に依頼するのがベストではないでしょうか。
理由は、最短で即日来てくれる、費用も割安、手間がかからないなどが考えられます。
費用については「布団だけ」だと9000円前後の料金となり高くつきます。
そこで、軽トラ1台分なら大体2万5000円程度でリ湯できます。
軽トラ1台分の荷物は、大体ワンルームの荷物に相当します。つまり、布団以外にも相当量の粗大ゴミ・不要物を出せるので、布団以外に家具や家電製品などを一緒に捨てれば効率的で、費用も安くなります。

仮に軽トラ1台分の荷物と一緒に布団を出した場合、布団にかかった費用だけを計算すると、大体1000円程度になるでしょう。自治体の粗大ゴミに出すよりは500円程度高くなりますが、布団単体で回収業者に回収してもらう場合の9分の1になります。

◇引っ越し業者に依頼

引越しのタイミングで布団を捨てることができる、自分で布団を運ぶ必要がない、引っ越しのタイミングでいらない布団を処分できるので引っ越し先には高必要がないため引っ越し費用も安くなります。
ただし、引っ越し業者によっては引き取りを行っていないところもあるので、事前に確認をしておく必要があります。

◇クリーンセンターに持ち込む

クリーンセンターに直接持ち込む場合、運搬費用はかかりません。
しかし、ガソリン代や労力は考慮する必要があります。
お金のことだけを考えれば、明らかに粗大ゴミの日に回収してもらう方がいいでしょう。
この方法はあくまで今すぐに処分したい人が選ぶ方法と考えましょう。

◇販売業者に下取りに出す

布団を買い替えることが決まっているなら、新しく布団を買う販売業者に、古い布団を下取りしてもらう方法もあります。

西川、須崎ふとん店、小林ふとん製造直販所、ジャパンネットタカタ、眠り姫、他にもニトリなどの家具販売店も、下取りに対応しています。

◇リサイクルショップに売る

家具と違い、布団はリサイクルショップで買い取ってもらいにくいものです。
これは人が使った布団は嫌だという生理的な嫌悪感によるものですが、仕方がないことです。
そのため、リサイクルショップに持ち込んでも売れるとは思わないで無料での引き取り、もしくは有料での処分となると考えておいた方が無難です。つまり、不用品回収業者に依頼するときと同じように、お金を払って引き取ってもらうパターンが多いということです。
この点は布団をリサイクルショップや不用品回収業者に出すのはあまりお勧めできません。

◇ネットオークションで販売する

インターネットのオークションサイトが拡大してきているため、不要な布団をオークションに出せば、買ってくれる方が現れる可能性が高くなっています。
特に羽毛布団は高値で売れることもあります。
ただし、個人間での売買なので、トラブルになる可能性はあります。

◇親戚や友人に譲る

大人の場合、使い古した布団を譲られて喜ぶ人はあまりいません。
しかし、ベビー布団は喜ばれます。オネショで交換する頻度が高く、頻繁に交換するためです。
ベビー布団で綺麗なものについては、親戚や友人、知人に譲ると喜ばれます。

◇寄付する

人に譲渡することで社会貢献できるというメリットがあります。
メリットとしてはそれくらいですが、それでも社会貢献をしたいと考えている人にはおすすめの処分方法です。

デメリットとしては、布団の発送は自分で行わなければいけない、送料は自分で負担しなければいけないなどがありますが、最後は寄付をして相手に喜ばれて大事に使ってもらえることで譲渡も選択肢の1つではないでしょうか。
あなたにとっては不必要な布団も、他の人にとっては必要なものかもしれません。

布団の処分にかかる費用

布団の処分にかかる費用

布団を処分するときにかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
前章で不用品回収業者に依頼した場合、単品で回収すると9000円前後かかるという話はしていましたが、ゴミとして処分するとそこまでかかりません。
処分費用をできるだけ安くするか、できれば再利用してもらいたいという目的によって処分費用は大分変ってきます。
それぞれの処分に対する費用はどのくらい必要なのかを紹介します。

◇燃えるゴミはいくらかかる

細かく切って燃えるゴミに出す場合、かかる費用は燃えるゴミの袋代だけです。
燃えるゴミの袋の値段は、どの自治体でも大体、1枚当たり10円~40円程度です。

◇粗大ゴミはいくらかかる

布団を粗大ゴミとして処分するときの費用は、大体500円前後です。自治体によって変わりますが、300円~500円程度でこれに諸費税がかかる程度で処分できます。

◇回収業者はいくらかかる

不用品回収業者に布団の処分を依頼する場合、大体9000円前後が相場となります。前章でも書いたとおり、布団だけで回収を依頼するのは、損をする可能性があります。
もちろん手間がかからない・すぐ回収してもらえるという点では、一番いい方法です。
しかし、そのために9000円を払うのは、一般的な日本人の金銭感覚では高いのではないでしょうか。
回収業者に依頼するのであれば「軽トラ1台分」などのトラックパックを使うのがおすすめです。布団だけでなく他の粗大ゴミや不用品も処分してもらうことで、布団も割安で処分できます。

この方法なら、軽トラ1台分だと布団の回収費用が、布団の処分費用は1000円程度になるでしょう。
1tトラックなど大きなサイズになれば、500円・300円などと、どんどん下がっていきます。
粗大ごみの点数が多くなればなるほど割安になります。
このように他の不用品とまとめて回収を依頼する場合は、業者に依頼する方法は、もっとも安く・早く・簡単に処分できる方法といえます。

◇販売会社の引き取りはいくらかかる

新品の布団を購入すると、販売会社が古い布団を引き取りしてくれることもあります
たとえば、昭和西川の「西川ストアオンライン」の場合であれば、「5万円以上の買い物で無料引き取り」というサービスがあります。
送られて来るふとん袋は1枚ですが、大体敷き布団が3枚ほど入るサイズです。公式サイトでも「袋に入れば何枚入れていただいても結構です」と書かれています。
非常にお得なサービスではないでしょうか。
このため、あくまで昭和西川の場合ですが「5万円買い物すれば、敷きふとん3枚を無料で引き取ってもらえる」と考えておいて間違いありません。この場合、処分費用は無料ですが、5万円の買い物が別に必要になります。
また、昭和西川のように無料ではなく、3000円程度で回収している販売会社も多く存在します。
このため、販売会社による引き取りの場合「大体無料~3000円程度」と考えてください。

◇リサイクル業者はいくらかかる

リサイクルショップへの持ち込みは、状態・条件のいい布団であれば、有料で買い取ってもらえることもあります。
必ず買い取ってくれるわけではなく、例外的なものと考えてください。
大抵は良くて無料、悪くて回収業者と同じ金額となります。
つまり、4000円~6000円程度になることが多いということです。
リサイクルショップでは回収業者のようにトラップパックと言ったサービスはありません。
こう考えると、価値のある一部の高級布団や未使用品でなければ、リサイクルショップには持ち込まない方がいいでしょう。

可燃ごみで出す方法

可燃ごみで出す方法

布団を処分するときに自治体では粗大ゴミで出すようになっています。
粗大ゴミで出す場合数百円程度で処分できるので割安です。
実は、この布団は、小さく切ってから一般ごみとして捨てることができます。
ほかにも工夫すれば一般ごみで捨てられます。
一般ごみだとゴミ袋代の数十円で捨てられます。
布団を粗大ゴミではなく、一般ごみで捨てるやり方について紹介します。

◇布団をカットする

布団をゴミに出す場合、一番よく収集される可燃ごみに出すのが便利です。
そのためには、布団を細かく切るか圧縮袋で圧縮する必要があります。
布団をハサミで細かく切っていきゴミ袋に入れてから捨てれば数十円程度で処分できます。
ただし、その場合は布団を切るという作業が発生します。
時間に余裕があればこの方法はお勧めですが、そんな時間がなくて忙しい人にはお勧めできません。

◇布団を圧縮する

布団を一般ごみで処分する場合、もう一つの方法が布団を直すときに使う圧縮袋に入れて、圧縮してからゴミ袋に入れて一般ごみで捨てる方法もあります。
これだと作業自体も楽でゴミ袋代と圧縮袋代だけで済みます。
時間と費用の両方を考えると便利な処分方法ではないでしょうか。

◇布団のカットの仕方

布団をカットする方法は「ハサミで外を切り、中の綿などを出す」というものです。
カットしていく手順を説明します
外側の生地を「布団を一周するように」切る、中身が綿なら、綿に少し切れ目を入れる、その切れ目から手で引きちぎる、綿と生地に分けて、燃えるゴミに捨てることができます。

ハサミは裁ちばさみでも、普通の事務用のハサミでもかまいません。中身が綿でなく羽毛だった場合は、多少苦労します。
羽毛は最初からバラバラなので引きちぎる手間はありませんが、部屋に飛び散ることが多々あります。そのため、新聞紙などを広げて「最後に丸めて捨てる」ようにしましょう。
綿でも羽毛でも、布団の中にはある程度のダニが生息していることが多いものです。
このため、作業中はマスクの着用と換気を忘れないようにしてください。

◇袋に入れてしまえば可燃ごみ

薄手の布団などは、うまく折りたためば可燃ごみのゴミ袋に入ることがあります。
普通のサイズでは入らなくても、特大のごみ袋なら入ることがあります。
しかし、仮に入ったとしても「そのまま可燃ごみとして出す」ことはできません。
ほとんどの自治体では布団がそのままの状態なら粗大ゴミとなっています。

布団の処分方法はこれだけある!9つの処分方法まとめ

まとめ

布団の正確な処分時期や処分方法について紹介してきました。
今まさに、布団を処分しようかと思っている人には参考になる情報ばかりを紹介しています。
自治体の粗大ゴミで処分しようと考える前に、いろいろな処分方法があるのでよく読んでから、自分に合った処分方法を選んでください。

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