FAXと言えばあまり捨てる時期などを考えたことがない人がほとんどではないでしょうか
FAXを買い替えるときに古いFAXを捨てるというのが一般的です。
この場合、注意しなければいけないのが捨てるのか買い取ってもらえるのかの判断です。
古いFAXは捨てる物と思っている人は良く読んで勉強しましょう。
目次
FAXを捨てる時期は何時なの?
使用年数や頻度によってFAXの寿命は異なりますが、平均寿命はおよそ5年です。
頻繁に使うほど、寿命が短くなるので、3年程度で使えなくなってしまう可能性もあります。
よくある故障としては、記録紙がつまりやすい・FAXに縦の筋が入っている・送信できない・用紙が2枚重なるなどがあります。
トラブルによって原因が異なるため、内容をきちんと把握しておきましょう。
FAXの捨て時や処分方法について詳しく紹介します。
◇FAXは何時まで使えるの?
気になるFAXの寿命はどの程度なのでしょうか?
固定電話なので、壊れにくいものです。
実際に、20年前のもの、黒電話に関してはいまだに現役で働いている物もあります。
ただし、ファックスが使えないとファックスの固定電話は壊れたも同然なので、ファックスは壊れているといえます。
固定電話のファックスには、家庭用のプリンターと同じく『ドラム』と呼ばれる丸い回転する棒が入っています。
プリンターもそうですが、これが壊れた状態です。
ドラムを交換するには結構金額がかかります。
使用年数が5年以上経過しているものは買い替えを考えたほうが良いでしょう。
メーカーによって異なりますが、FAXの部品保有期間も同じ5年です。
5年以上経過しているものは修理を希望しても、部品がそろわない可能性がありますし、修理費用を考えると買い替えた方が安上がりの時もあります。
◇FAXを捨てるときは何ゴミ?
大きさにより変わりますが、FAXの粗大ごみとしての処分費用は500円程度のようです。
地域ごとに若干処分費用は変わるので自治体に確認する必要があります。
FAXの処分方法
はっきり言ってFAXは可燃ゴミとして処分できません。そのため、処分方法が分からず先延ばしにしている方が多いのではないでしょうか。
また、FAXの中に記憶されているデータをどうすべきか、インクは処分したほうが良いのかなど、悩みごとはたくさんあります。
これも処分したくてもできない要因ではないでしょうか。
◇自治体で処分する方法
通常の家庭ごみとして捨てる場合は、FAXの処分方法としては、粗大ゴミか不燃ごみになります。
不燃ごみで捨てられるなら簡単です。自治体によっても変わりますが、最低月に1回は収集されます。
いつもどおり、指定された不燃ゴミの袋に入れて捨てればいいだけです。
次に、粗大ゴミの場合は、HPか電話での予約が必要になり手続きが面倒なため、普通の家庭ごみとしては処分できません。
◇自治体のルール
不燃ゴミなら簡単ですが、粗大ゴミなら回収の予約が必要になります。
事前に予約して、指定の金額の回収の券を買ってからFAXに貼り付けて指定日に指定の場所まで運ばなければいけません。
ただし、自治体で処分する大きなメリットは、低費用で処分できることです。
不燃ゴミであれば無料、粗大ゴミでも500円前後で処分できます。
ただし、回収日が決まっているのですぐに処分できないという面倒な面もあります。また、粗大ゴミの場合は回収指定場所まで運ばなければなりません。
処分に手間と時間がかかる点が、デメリットと言えるでしょう。
◇自治体で捨てるのはお得なの?
もし、自治体で捨てるなら断然安さです。
無料、500円程度なら問題なしではないですか?
ただ、中にはまだ売れるFAXなどもあります。
売れるFAXとはどのようなものがあるのでしょうか?
FAXのリサイクル
FAXを買い替えるときなどは、販売店の方で下取りをしてくれる量販店もあります。
下取りなので無料で引き取るか、古いFAXの引き取りにお金をもらえる業者もあります。
ただし、下取りをしてくれる業者はまだ、少ないのであまり期待をしすぎないようにしましょう。
◇販売店に下取りしてもらえる?
通信販売業者大手のジャパネットでは、FAXの下取りをしているようですが、明確にわかりませんでした。
下取りできる場合がある、現物しだいと書かれているので実際に注文する前に確認する必要があるでしょう。
◇下取りはお金を払わないといけないの?
家電量販店大手のヨドバシカメラでも下取りをしてくれます。
製品を家まで持ってきてくれた時に引き取ってくれて、捨てる手間もありません。壊れていても大丈夫な可能性がありますので、購入前に聞いてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、気になる下取り金額はヨドバシグループで使える100ポイントです。
◇メリットはあるの?
このように買い替えのメリットは、購入と処分が同時にできることです。
手間と時間がかからず、無料回収ではなく下取り可能になれば買い取り額の分だけお金を得られます。
引き取りの場合は処分費用がかかる場合もあります。
デメリットは下取りサービスをしている販売店が少ないことです。
メリットとデメリットを十分に比較した上で、判断してください
業者に回収してもらう
無料や有料で引き取ってくれる業者もあります。
FAXがまだ使える状態であれば、高額で買取をしてくれる業者もあるので、複数社に見積もりを出してもらって回収をしてもらいましょう。
◇FAXはリサイクルできるの?
正常に使用できる動作品であれば、買取業者も大勢います。
パナソニックやシャープ製のファックスが人気でよく売れます。
デザインも少しずつ小型化し、古いものよりも新しいFAXの方がデザインは良くなっています。
子機がついていると値段が若干高くなります。
◇リサイクルショップに売る
FAXの場合は、動作の確認が必要になります。
インクリボンがなかったり、動作の確認が取れないものは買取金額が下がることが多いので自分の物が壊れていない証明をすることで買取価格が上がります。
ただ、その場でのチェックなのでその後壊れてしまっても責任は負わないで済むので気軽にできます。
◇インターネットで販売する
インターネットで販売すると、リサイクルショップに売るよりも高く売れることが多いです。
この場合、FAXを梱包したり、購入者と連絡を取ったりしなければいけないので若干面倒です。
売れる金額もわかりませんし、最悪1円で終わることもあります。
引越しの日までに売れないこともありますし、時間がない人はやめておいた方が良いでしょう。
◇回収業者に依頼する
1.回収方法
業者に依頼した場合は、どのように回収されるのでしょうか?
不用品回収業者に依頼する場合は電話1本で回収に来てくれます。
ただし、費用が高くなります。軽トラックなどの運搬車両で取りに来てくれて積んで持っていってもらえます。
2.費用はどのくらい
実際にどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか?
いくつか調べた結果、数百円~1,000円程度が多いようです。
出張費、ゴミ処分代無料!など、いろいろ書いてありますが、最終的な総支払額を聞いてから依頼するようにしましょう。
3.宅配便で送れるの
FAXをパソコンやゲーム機、プリンターなどと一緒に送ると無料で処分してくれる業者もあります。何社かありますが、同梱した荷物が壊れていてもいいのかは送る前に確認したほうがいいでしょう。
FAXの捨て時と思わぬ収入になることもある!まとめ
ここまでFAXの処分時期や捨て方などについて詳しく紹介してきました。
今まさにFAXを処分したいと思っている人は、読むと勉強になることばかりです。
読んで自分のFAXはどの処分方法が良いのかがわかるのではないでしょうか。
捨てる前に買取りや下取りを含めて検討してみましょう。