車やバイクに欠かすことのできないバッテリーは、消耗品です。
そのため基本的には、定期的に新しいバッテリーに交換する必要があります。

しかし、その際に要らなくなった古いバッテリーはどう処分すればいいのか、ご存知でしょうか?
こちらでは、車、バイク・原付、スマホ、パソコンのバッテリーの処分方法を紹介します。

バッテリーって何?どういう種類があるの?

バッテリーって何?どういう種類があるの?

最初に、そもそもバッテリーとはどういうものかを説明します。
ここでは車、バイク・原付、スマホ、パソコンの4つを挙げていきます。

車のバッテリーは鉛蓄電池

車のバッテリーとして多く利用されているのは、鉛蓄電池と言われる2次電池です。
鉛蓄電池は、細かく継ぎ足し充電を行ってもダメージを受けないことが特徴です。

そのため、バッテリーを使いながら充電する車にとって最適なものといえるでしょう。
しかし、車のバッテリーには環境に有害な鉛や希硫酸が含まれているので、適切な処分をしなければなりません。

バイク・原付のバッテリーは3種類ある!

バイク・原付のバッテリーは、以下の3種類に分けられます。

・開放型バッテリー(鉛系)・・・文字通り、フタを開けることができるタイプのもの。バッテリーの中にある液体が蒸発などの原因によって減るので、フタを開けて内部を定期的にチェックし、液体を補充しなければなりません。

・メンテナンスフリー型バッテリー(鉛系)・・こちらは開放型と違い、液体が減少しないような仕組みとなっています。そのため、液体の補充などのメンテナンスが必要ありません。

・リチウムイオンバッテリー・・・・・従来の鉛系とは違い、リチウムを使用したバッテリーのこと。最近開発され、電気自動車やハイブリッドカーなどに搭載されています。リチウムが素材なのでバッテリーが軽く、その上自己放電が少ないため寿命が長いことが特徴です。

スマホはリチウムイオン電池!

スマホのバッテリーには、リチウムイオン電池が使用されています。
リチウムイオン電池は、従来の電池よりも長持ちする他、充電が素早く出来るなど高性能なものとして知られており携帯電話から導入されています。

パソコンのバッテリーの主流はリチウムイオン電池

多くのパソコンのバッテリーには、スマホと同様にリチウムイオン電池が使われています。昔はニッケル水素電池が主流でしたが、リチウムイオン電池の方が小型かつ軽量で長持ちするため取って代わられました。

車のバッテリーを処分する方法

車のバッテリーを処分する方法

では、車のバッテリーはどこで処分すればいいのでしょう?また、処分する際に費用はかかるのでしょうか?
そんな気になる疑問を解決していきましょう!

車のバッテリーを購入したお店で処分してもらおう!

車のバッテリーは主にガソリンスタンドやホームセンター、カー用品店など、車のバッテリーを購入したお店で使用済みのバッテリーの回収を行っています。
また他にも、不用品回収業者でもバッテリーを処分してくれるところが多いです。

車のバッテリーの処分費用は無料が多い!

基本的に、バッテリーを購入したお店に持っていけば無料で回収することができます。
これは法律によって、バッテリーの販売店に廃棄するバッテリーの回収義務が定められているためです。購入したことを証明できる領収書などを準備して、回収してもらいましょう。

しかし、「間違って領収書を捨ててしまった」「領収書がない」という方もいるかもしれません。
その場合は、不用品回収業者に回収してもらうことをおすすめします。回収費用はかかりますが、処分費用に関しては無料なことが多いようです。

バイク・原付のバッテリーを処分する方法

続いて、バイク・原付のバッテリーを処分する方法を紹介します。
どう処分したらいいか困っている方には必見です。

処分方法はバッテリーを購入したお店に行く!

基本的に、バイク・原付のバッテリーの処分方法は、購入したバイク用品店やホームセンターなどに持ち込むことです。
さらに、不用品回収業者でも回収できるところがたくさんあります。

費用は無料なところがほとんど!

購入したお店に回収を依頼すれば、無料で引き取ってもらえるところがほとんどです。
その際には、購入時の領収書を忘れないようにしましょう。

また、車のバッテリーと同様に領収書がない場合は、不用品回収業者に処分してもらうといいでしょう。こちらも回収費用は必要ですが、処分費用に関しては無料な場合が多くあります。

スマホなどモバイル用バッテリーを処分する方法

スマホなどモバイル用バッテリーを処分する方法

スマホをはじめとしたモバイル端末。そのバッテリーを処分するには、どんな方法があるのでしょう?

処分はキャリアショップや家電量販店の回収BOXへ!

家電量販店では、要らなくなったバッテリーを処分できるように「充電式電池リサイクルBOX」を設置しているところが多数あります。そこに使わなくなったモバイルバッテリーを入れれば、処分することができます。

ちなみに「充電式電池リサイクルBOX」にはスマホの他、パソコンやデジタルカメラなどのバッテリーも処分することが可能です。

また他にも、スマホを購入したキャリアショップでも回収を行っています。
ですから、ちょっと買い物などで出かけたついでに回収してもらうことも可能なのでとても便利です。

スマホのモバイルバッテリーの処分費用はタダ!

基本的に、家電量販店のリサイクルBOXでもキャリアショップでも処分費用は無料です。お金はかからないので、気軽に処分することができます。

パソコンのバッテリーを処分する方法

パソコンのバッテリーを処分する方法

最後に、パソコンのバッテリーの処分方法を見ていきましょう!
古いバッテリーを処分したい方は必見です。

家電量販店のリサイクルBOXで処分!

家電量販店やホームセンターなどには「充電式電池リサイクルBOX」が設置されているため、そこにパソコンのバッテリーを入れれば、処分することが可能です。
また、処分費用は無料なので安心です。

リサイクルBOXに入れる際には注意点がある!

パソコンのバッテリーはショートする可能性があります。
そのため、プラス極とマイナス極の金属端子をビニールテープなどで絶縁、あるいはビニール袋に入れて口を閉じてから充電式電池リサイクルBOXに入れましょう。

不要なバッテリーの処分方法とは?車、バイク、モバイル用など種類別で紹介!まとめ

まとめ

今回は、車をはじめ4つのバッテリーの処分方法について紹介しましたが、バッテリーの処分は全く難しいものではありません。基本的には、販売店や家電量販店などに行くだけで簡単かつ無料で処分ができます。

もし、ご家庭に不要になった車やパソコンなどのバッテリーがあるなら、ぜひ処分することをおすすめします。

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