不用品を処分する時には、住まいの住所を管轄している市区町村の粗大ゴミ回収と不用品回収を専門に行う業者の選択肢があります。不用品回収業者の中には悪質な所もゼロではありません。後から高額な請求をする、山林などに回収した不用品を破棄する、不法投棄を行うケースもあるため注意が必要です。
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許可を得ているか否かを必ず確認しましょう
産業廃棄物や一般廃棄物を山奥など人が滅多に来ないような場所に破棄することを不法投棄と呼びます。不法投棄は自然を破壊することにも繋がるなどからも、法律の中では厳しい罰則を与えているのが特徴です。しかし、不法投棄は業者だけでなく、不用品回収を利用した側にも罰則が科せられるのをご存知でしょうか。悪質な所は、第一に無許可で営業を行っているため、これを調べずに利用してしまうとトラブルに巻き込まれてしまう恐れもあります。基本的には市区町村の一般廃棄物処理業の許可を得ているのか否かを確認することで不法投棄のトラブルを回避することが出来ます。これから不用品の処分で不用品回収の会社を利用しようとしている場合、必ず確認した上で利用することをお勧めします。
電話での見積もり依頼の時にやっておくべきこと
市区町村の自治体が窓口になる粗大ゴミ回収の場合、回収品目毎にある程度処分手数料が決まっています。しかし、不用品回収の場合には業者間での差があるため比較をしておく必要があります。中には数千円もの差が生じるケースもあるため、少しでも節約したい場合には見積もりを作成して貰うと良いでしょう。見積もりを利用する時、業者のスタッフさんが自宅に来る場合と電話口で行う場合では準備そのものが異なります。現状の不用品数がどれだけあるのかなどを口頭で説明する必要があるため、予めリストを作成しておくと便利です。他にも、家の前にトラックを駐車しておけるのか、マンションなどの場合はエレベーターの有無などについても伝えておくようにします。見積もりを作成して貰って依頼をした、しかしエレベーターがなかったので階段を使っての運搬となり、料金がアップするなどもゼロではありません。
最低でも3社以上に見積もり依頼をして比較しましょう
インターネットを利用することで自宅を対応可能にしている不用品回収業者を見つけることが出来ます。ホームページには許可についての説明書きが行われている、この業者は許可を得ているので安心だと思い、そのまま利用するケースも多いのではないでしょうか。しかし、不用品回収の料金は業者毎に異なりますし、トラックに積み込めるだけ積載可能なお得なプランを用意しているケースもあります。比較をするためにも、最低でも3社以上の見積もりをしておけば、相場も掴みやすくなります。また、見積もりの金額を比較するだけでなく、見積もりに記載してある費用以外に掛かるものはないか、記載額だけを支払えば良いのか、なども事前に確認してからお願いすれば安心です。
不用品回収業者はどこでも良いわけではありませんまとめ
不用品回収業者を比較する時のポイントには料金だけでなく、許可の有無やサービス内容の種類なども必要です。無許可の業者は悪質なケースも多いため、絶対に利用しないようにしましょう。また、許可を持っているからどこでも良いわけではなく、最低でも3社以上に見積もりの依頼をして金額などについて比較検討がお勧めです。不用品回収業者をインターネットで検索する時には、検索上位に入っている、アクセスしたホームページの内容が充実している、不用品回収の料金表などが掲載してあり、料金形態が分かりやすいか、こうした比較をしておくことも大切です。ちなみに、口コミなどが掲載してある場合には、業者の良し悪しを確認することが出来るため、口コミ情報も役立つものとなります。インターネットの中には不用品回収業の比較サイトなどもありますし、比較サイトには実際に利用された人の口コミ評判も掲載してあるので、こうした情報を利用して見積もりの依頼をすると良いでしょう。